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判尹(パンユン)は、朝鮮王朝の官職。
都漢城府の長官である[1]。正二品官であり[1]、判書(中国語版)級として都城の行政・司法・治安を管掌した。その下に補佐職たる次官として従二品官の左尹と右尹[1]、従四品官の庶尹[1]などの官員を置いていた。漢城府の行政・司法の両権を持っていたため、現在のソウル特別市長・ソウル高等法院(朝鮮語版)長・ソウル高等(朝鮮語版)検察庁長を併せた職掌に相当する。高宗31年(1894年)の甲午改革で廃止された。