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吉林銀行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

吉林銀行(きつりんぎんこう、中国語簡体字: 吉林银行、英語:Jilin Bank, BANK OF JILIN CO. LTD.)は中国吉林省長春市に本拠がある銀行である。

概要

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1997年設立の長春市商業銀行を2007年10月に改名し、同時に吉林市商業銀行、遼源市信用社を合併してできた政府系銀行で、中国東北部の吉林省(長春市、吉林市、遼源市など)、遼寧省(大連、瀋陽など)、黒竜江省などに支店を展開している。

2008年には、通化四平、白山、松原市の信用社も合併した。また、韓国韓亜銀行に株式の20パーセントを売却している[1][2]。同年、吉林省以外にも、天津北京上海にも分行を開設した。また、2008年12月末時点で、吉林銀行は360か所の拠点で営業を展開し、従業員は約6400人、総資産額は852億元、預金総額は677億元、貸出総額は699億元であった[3]

高品質のサービス、業務革新、特色的経営などの方面での実績により、2012年4月に『現代金融家』という雑誌に「最も市場の影響力ある銀行」として選出された。また同月、吉林銀行はアジア金融協力連盟に加盟し、アジア金融協力連盟副主席銀行として選ばれた[4]

2012年6月末時点で、吉林銀行の総資産額は2021.04億元、預金残高は1512.60億元、貸出残高は1004.16億元となり、資産総額、預金残高、貸出残高はいずれも史上の最高値を記録した[4]。吉林銀行が設立して以来の5年間、主な業務は安定的に成長し、構造調整のステップが加速され、業務の特色が一層に際だったほか、中間業務は急速な成長を遂げ、リスク防止が著しい効果が現れ、経営利益が絶えまなく向上し、驚異的なスピードで飛躍的発展を遂げた[4]

歴史

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  • 2007年10月10日 吉林市商業銀行、遼源市信用社を合併、長春市商業銀行を改名し設立
  • 2008年     通化、四平、白山、松原市の信用社を合併
  • 2008年     北京、上海、天津に分行を開設
  • 2008年12月末  360か所の拠点で営業を展開、従業員:約6400人、総資産額:852億元、預金総額:677億元、貸出総額:699億元
  • 2012年4月   アジア金融協力連盟に加盟、アジア金融協力連盟副主席銀行に選出
  • 2012年6月   総資産額が2,000億元を突破
  • 2012年6月末  総資産額:2021.04億元、預金残高:1512.60億元、貸出残高:1004.16億元
  • 2016年2月15日 中国輸出入銀行吉林省支店と全面的戦略提携協定を締結[5] 

参考

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関連項目

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大連銀行盛京銀行(瀋陽市)、吉林銀行ハルビン銀行など

外部リンク

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