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吉田健志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉田 健志
生誕 (1949-08-14) 1949年8月14日(75歳)
出身地 日本の旗 日本 佐賀県
学歴 龍谷大学 卒業
職業 作曲家ベーシスト
担当楽器 ベース
活動期間 1967年 -
共同作業者

吉田 健志(よしだけんじ、1949年8月14日 - )は、日本の作曲家ベーシスト

「吉田 健志」は芸名[1]であり、ファミコン版の『クレイジー・クライマー』のみ、本名の「N.YOSHIDA」でクレジットされている。

同じく日本物産の作曲担当だった吉田昇(『テラフォース』や『アルテリオス』の作曲を担当)と混同されることがあるが、別人である。

来歴・人物

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佐賀県生まれ。宮崎県育ち[2]兵庫県尼崎市生まれとする資料もある[3])。1967年にプロデビュー。1971年にフォークグループの「貝がら」(ヤングジャパングループ所属)でベースとして参加。過去にはサポートメンバーとして、後期の「ザ・リンド&リンダース[4]、「ニュー・ファー・フライ」、「バンバン」、「ジュピター」、「バンド of 妻三郎」などのフォークグループにも参加していた[5]

その後、プロミュージシャンやコマーシャルサウンドの製作、映画の音楽ディレクターを経て、1985年4月には日本物産に入社、金属質で耳に突き刺さるようなパワフルなサウンドは「ニチブツサウンド」と呼ばれていた[6]

主な作品

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フォークソング

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  • 貝がら 「虹」 (1972年、『パパと呼ばないで』主題歌) - ベースとして参加。
  • 貝がら 「夜明け」 (1972年、『パパと呼ばないで』主題歌) - ベースとして参加。

映画

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  • 暗くなるまで待てない! (1975年大森一樹作品) - 音楽ディレクター。

コマーシャル

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LP

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  • 「暗くなるまで待てない!」 (1975年、ぴあレコード、PST-0001) - 作曲・音楽ディレクター。
  • 「INTRO」 (1981年、NASH RECORD、NASH-1) - 作曲。
  • 「HIGH WAY」 沢田みどり (1981年、NASH RECORD、NASH-3S) - 作詞・作曲・編曲。
  • 「これがBGMだ!! VOL.1」 (年代不明、FOREVER RECORD、MN-3055) - 作曲。
  • 「これがBGMだ!! VOL.2」 (年代不明、FOREVER RECORD、MN-3058) - 作曲。
  • 「クリスマスかみしばい サンタクロースへの手紙」 沢田みどり (年代不明、RAG RECORD、MN-1032RG) - 編曲・演奏。
  • 「ハリケーンラブ」 てっぺい (1980年代、JIX RECORDS、MN-1109B) - 作曲。

テレビ番組

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ゲーム

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  • パステルギャル (1985年、日本物産AC
  • COP 01 (1985年、日本物産、AC)
  • テラクレスタ (1985年、日本物産、AC)
  • コスモポリス ギャリバン (1985年、日本物産、AC)
  • UFOロボ ダンガー (1986年、日本物産、AC)
  • 聖戦士アマテラス (1986、日本物産、AC)
  • 妖魔忍法帖 (1986、日本物産、AC)
  • マイティガイ (1986年、日本物産、AC)
  • クリスタルギャル (1986年、日本物産、AC)
  • シティラブ (1986年、日本物産、AC)
  • キッドのホレホレ大作戦 (1987年、日本物産、AC) - 船場洋志(ネームエントリー担当)との共作。
  • 子連れ狼 (1987年、日本物産、AC)
  • 超時迷宮レジオン (1987年、日本物産、AC)
  • 対戦早押しクイズ ハイホー (1987年、日本物産、AC)
  • 対戦早押しクイズ ハイホー2 (1987年、日本物産、AC)
  • セカンドラブ (1987年、日本物産、AC)
  • 対家麻濡感(ハウスマヌカン) 誘惑日記編 (1987年、日本物産、AC)
  • 対家麻濡感(ハウスマヌカン) 六本木ライヴ編 (1987年、日本物産、AC)
  • 制覇 (1987年、日本物産、AC)
  • 美女っ子夢物語 (1987年、日本物産、AC)
  • クレイジー・クライマー2 (1988年、日本物産、AC) - 藤原悟(ゲームクリア効果音担当)との共作。
  • アームドF (1988年、日本物産、AC)
  • お嬢さん (1988年、日本物産、AC)
  • 美女っ子学園 (1988年、日本物産、AC)
  • 麻雀好きの懲りない面々 (1988年、日本物産、AC)
  • 麻雀かぐや姫 (1988年、三木商事、AC)
  • 麻雀カメラ小僧 (1988年、日本物産、AC)
  • 祇園花 (1989年、日本物産、AC)
  • スキャンダル麻雀 (1989年、日本物産、AC)
  • 宇宙より愛を込めて (1989年、日本物産、AC)
  • 麻雀レディーハンター 怪盗黒猫連盟編 (1990年、日本物産、AC)
  • 舞妓花 (1990年、日本物産、AC)
  • まーじゃん バニラシンドローム (1991年、日本物産、AC)
  • クイズ麻雀!早くヤッてよ (1991年、日本物産、AC)
  • セーラーウォーズ (1993年、日本物産、AC)
  • ま〜じゃん吉本劇場 (1994年、日本物産、AC)
  • 制覇 (1988年、日本物産、MSX
  • 麻雀王伝説 (1992年、日本物産、PC98
  • トリプルウォーズ外伝 (1993年、日本物産、PC98)
  • ま〜じゃんバニラシンドローム (1993年、日本物産、PC98)
  • セクロス (1986年、日本物産、FC
  • テラクレスタ (1986年、日本物産、FC)
  • クレイジー・クライマー (1986年、日本物産、FC)
  • ブービーキッズ (1987年、日本物産、FC)
  • ファミリーマージャン (1987年、ナムコ、FC)
  • コスモポリス ギャリバン (1988年、日本物産、FC)
  • 競馬シミュレーション 本命 (1989年、日本物産、FC)
  • スーパースタープロレスリング (1989年、ポニーキャニオン、FC)
  • 黒鉄ヒロシの予想大好き! 勝馬伝説 (1990年、日本物産、FC)
  • TERRA CRESTA (1990年、ビック東海NES ※海外版FC)
  • 幻獣創世記 (1990年、日本物産、FC ※未発売)
  • 麻雀大戦 (1992年、日本物産、FC)
  • 麻雀刺客列伝 麻雀ウォーズ (1989年、日本物産、PCE
  • ダイ・ハード (1990年、パック・イン・ビデオ、PCE)
  • アームドF (1990年、パック・イン・ビデオ、PCE) - 譜面提供
  • CRATERMAZE (1990年、ハドソンTG16 ※海外版PCE) - 譜面提供
  • まーじゃん バニラシンドローム (1991年、日本物産、PCE)
  • テラクレスタII マンドラーの逆襲 (1992年、日本物産、PCE) - 一部譜面提供
  • ライサンダー (1991年、日本物産、GB
  • ブービーボーイズ (1993年、日本物産、GB)
  • ニチブツマージャン吉本劇場 (1994年、日本物産、GB)
  • スーパーニチブツマージャン2 全国制覇篇 (1993年、日本物産、SFC
  • コスモポリス ギャリバンII Arrow of Justice (1993年、日本物産、SFC) - 譜面提供
  • スーパーニチブツマージャン3 吉本劇場篇 (1994年、日本物産、SFC)
  • 祇園花 (1994年、日本物産、SFC)
  • ぱずるんでス! (1995年、日本物産、SFC)
  • 麻雀繁盛記 (1995年、日本物産、SFC)
  • スーパーニチブツマージャン4 基礎研究篇 (1996年、日本物産、SFC)
  • ニチブツマージャン女子高名人戦 (1995年、日本物産、PS
  • 祇園花 (1995年、日本物産、PS)
  • クロス・ロマンス 恋と麻雀と花札と (1997年、日本物産、PS)
  • テラクレスタ3D (1997年、日本物産、SS
  • クロス・ロマンス 恋と麻雀と花札と (1997年、日本物産、SS) - データ提供

出演

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ラジオ

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その他

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  • 日本物産での初作品については、『COP 01』とする資料[7]と『パステルギャル』とする資料[8]がある。両作の製品化は『COP 01』が1985年7月、『パステルギャル』が1985年11月とされており、作曲順と発売順が入れ違っていた可能性がある。ちなみに『テラクレスタ』は1985年10月に登場しており、『パステルギャル』よりも早い。
  • 過去に、『ムー』を信奉していると語っている[7]

脚注

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出典

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  1. ^ “吉田健志”はペンネームだった事件 - 吉田健志に訊く、ニチブツゲームサウンド制作の記録
  2. ^ Nichibutsu Shooting Sound Box ブックレット 吉田健志インタビュー”. 株式会社シティコネクション. p. 1 (2022年6月29日). 2023年1月21日閲覧。
  3. ^ 暗くなるまで待てない! PST-0001 吉田健志プロフィール”. ぴあ株式会社. p. 1 (1975年). 2023年1月21日閲覧。
  4. ^ MEMBER - LIND&LINDERS OFFICIAL SITE
  5. ^ 吉田健志、ミュージシャン時代からニチブツ入社まで - 吉田健志に訊く、ニチブツゲームサウンド制作の記録
  6. ^ レトロゲーム総合配信サイト プロジェクトEGG - Amusement-Center.com - 参加企業
  7. ^ a b Beep1987年1月号 付録ソノシートの本人コメント,日本ソフトバンク,1987年1月1日発行
  8. ^ シューティングゲームサイドvol.10 収録インタビュー,マイクロマガジン社,2014年9月26日発行

外部リンク

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