吉田多宏
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吉田 多宏(よしだ かずひろ、1942年12月12日 - 2021年1月5日[要出典])は、日本のサクソフォーン奏者・音楽家・作曲家。ジャズのサックス奏者・フルート・クラリネット奏者として活動した。
来歴
[編集]群馬県太田市(旧新田郡尾島町)出身。小学校5年生の時、トランペット奏者の実兄(後に「スマイリー小原とスカイライナーズ」「東京キューバン・ボーイズ」等で活動した吉田智次郎)の影響でクラリネットを始める。この頃米軍・極東放送網(FEM)から流れるジャズに触発され17歳でプロとなる。 翌年、米国のアルトサックス奏者チャーリー・パーカーに影響され、アルト・サクソフォーンに転向。21歳で上京、 都内のナイトクラブ、キャバレー等での演奏の傍らジャズ喫茶(現ライブハウス)での活動を始める。23歳の時に「吉田多宏クインテット」を結成。同クインテット及び吉田個人は当時の「スイングジャーナル」の人気投票で、常に上位にランキングされた。 活動期は田辺伸一、平岡精二、大野肇、渡辺貞夫らと共演した。2021年1月5日、78歳没。