吉田彩子
表示
吉田 彩子(よしだ さいこ、1946年 - )は、日本のスペイン文学者、清泉女子大学名誉教授。
略歴
[編集]福岡県北九州市生まれ。清泉女子大学文学部スペイン語スペイン文学科卒業、上智大学大学院外国語学研究科言語学専攻博士課程満期退学。清泉女子大学助教授、教授を務めた[1]。2017年定年、名誉教授[2]。若いころ児童文学『月が死んだ日』を書いている。
著書
[編集]- 『月が死んだ日』岩井泰三絵 ポプラ社 1971 全国書誌番号:45002822、NCID BA32401118。
- 『教養としてのドン・キホーテ 世界の多様性から人生の意味を学ぶ 文学の世界』NHKシリーズ カルチャーラジオ 2016 ISBN 978-4149109381
翻訳
[編集]- ホアン・バレーラ『ペピータ・ヒメネス』キリスト教文学の世界 18 (バレーラ.ボルヘス)主婦の友社 1978 全国書誌番号:78035339、NCID BN03063170。
- エミリオ・オロスコ『ベラスケスとバロックの精神』筑摩書房 1983 全国書誌番号:83040672、NCID BN03337527。
- ラモン・デル・バリェ=インクラン『夏のソナタ』西和書林 1986 ISBN 4795221081
- 『春のソナタ』1986 ISBN 4795221073
- 『秋のソナタ』1987 ISBN 479522109X
- 『冬のソナタ』1988 ISBN 4795221103
- フランシスコ・デ・ケベード『地獄の夢』、「澁澤龍彦文学館2」筑摩書房 1991
- ルイス・アントニオ・デ・ビリェナ『チコス 時は過ぎゆく』中山文人共訳 筑摩書房 1992 ISBN 4480831266
- ルイス・デ・ゴンゴラ『孤独 翻訳』『孤独 評釈』(set)筑摩書房 1999 ISBN 4480831797
- セルバンテス「ドン・キホーテ(抄)」ほか 集英社文庫「ポケットマスターピース〈13〉」、2016 ISBN 978-4087610468
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『教養としてのドン・キホーテ』著者紹介
- ^ 大杉正明先生・吉田彩子先生 名誉教授授与式 清泉女子大学(2018年2月26日閲覧)