吉田製蝋所
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吉田製蝋所(よしだせいろうじょ)は、和歌山県海南市にある木蝋製造所[1][2]。
和歌山県産ブドウハゼの実を伝統的な手法で搾る県内唯一の製蝋所[1][2][3]。
概要
[編集]5代目吉田忠司が営む[1][2]。明治13年(1880年)頃から農業と兼業で製蝋を行う[4]。
2017年に和歌山県紀美野町でブドウハゼの原木が発見され2020年に県指定文化財 (天然記念物) に再指定されたことなどを機にりら創造芸術高等学校や県林業試験場などとブドウハゼ産業化の協働をする[4][5]。
「玉締め式圧搾機」を使用する日本国内に残る数少ない製蝋所のひとつ[6][7]。
参考資料
[編集]- 地方自治体・地域自治組織
- ブドウハゼの原木 紀美野町
- ブドウハゼ産業化情報交換会・接ぎ木研修会 わかやま県政ニュース
- りら創造芸術高に特別賞 特用林産功労者 わかやま新報
- 新聞
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “和ろうそくや化粧品の原料、ブドウハゼの栽培など通じて「志賀野」PR 和歌山県事業”. 産経ニュース (2017年5月27日). 2023年10月8日閲覧。
- ^ a b c “ブドウハゼの灯 消すな”. ニュース和歌山 (2021年2月13日). 2023年10月8日閲覧。
- ^ “第2回 吉田製蝋所見学”. りら創造芸術高等学校 (2019年10月24日). 2023年10月8日閲覧。
- ^ a b 大西暢夫『技・匠(47) 和ろうそくの火を灯す 最高級の蝋づくり-吉田製蝋所(和歌山県海南市)』ガバナンス〈ぎょうせい〉、通巻286号、2023年2月1日、巻頭。
- ^ a b 大西暢夫『地撮り!(24) よみがえったブドウハゼ 和歌山県紀美野町・海南市』季刊地域〈農文協〉、№54、現代農業2023年8月増刊、2023年8月1日、115-121頁。
- ^ “吉田製蝋所の見学”. りら創造芸術高等学校 (2022年5月19日). 2023年10月8日閲覧。
- ^ “吉田製蝋所での製蝋作業見学”. りら創造芸術高等学校 (2022年12月24日). 2023年10月8日閲覧。