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吉野繁 (陸軍軍人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉野 繁
生誕 1892年2月17日
日本の旗 日本 大阪府
死没 (1962-06-01) 1962年6月1日(70歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1914年 - 1945年
最終階級 陸軍主計中将
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吉野 繁(よしの しげる、1892年明治25年)2月17日[1] - 1962年昭和37年)6月1日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍主計中将。

経歴

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1892年(明治25年)に大阪府で生まれた[1]陸軍経理学校第8期主計候補生として1914年(大正3年)5月24日に卒業した[2][3]1921年(大正10年)4月から1924年(大正13年)3月まで員外派遣学生として東京帝国大学経済学部で聴講し[4]、大学院にも進んだ[4]1934年(昭和9年)4月に陸軍省経理局課員兼参謀本部附となり[5]1937年(昭和12年)8月に陸軍主計大佐に進級し[5]1938年(昭和13年)4月に陸軍省経理局監査課長に就任した[5]1939年(昭和14年)8月に駐蒙軍経理部長(北支那方面軍)に転じ[5]日中戦争に出動した[1]

1940年(昭和15年)8月1日に陸軍主計少将に進級し[5]、陸軍経理学校幹事に就任した[1]1943年(昭和18年)6月に北支那方面軍経理部長に転じ[1]1944年(昭和19年)3月に陸軍主計中将に進級[5]。終戦時は北京に位置した[6]

1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[7]

脚注

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  1. ^ a b c d e f 福川 2001, 797頁.
  2. ^ 柴田・中村 1981, 634頁.
  3. ^ 柴田・中村 1981, 635頁.
  4. ^ a b 秦 2005, 636頁.
  5. ^ a b c d e f 外山 1981, 522頁.
  6. ^ 柴田・中村 1981, 600頁.
  7. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」193頁。

参考文献

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  • 秦郁彦 編『日本陸海軍総合事典 第2版』東京大学出版会、2005年。ISBN 4130301357 
  • 柴田隆一・中村賢治 著『陸軍経理部』芙蓉書房出版、1981年。 
  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026