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名雪哲夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

名雪 哲夫(なゆき てつお、1958年11月 - )は、日本文部科学官僚

人物

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県立金沢桜丘高等学校金沢大学工学部機械工学科卒業。金沢大学大学院修了。1983年科学技術庁入庁。科学技術庁において原子力の安全規制、研究開発推進にかかわる行政に従事。のち、環境庁企画調整局において有害化学物質対策行政に従事[1]文部科学省科学技術・学術政策局原子力安全課防災環境対策室長、原子力安全委員会事務局審査指針課長などを歴任した。

2012年9月19日原子力規制庁審議官に就任。2013年1月、内規に違反して1人で日本原子力発電幹部と面会し[2]、原子力規制委員会の調査団が評価会合を開く前に日本原電の求めに応じて報告書原案の情報を渡していたことが発覚[2]。同年2月1日、訓告処分を受けて文部科学省に出向[2]、同省大臣官房付。同年3月31日山形大学に出向[2]。2014年4月1日より、企画部の専任教授として、重粒子線がん治療施設設置準備室に所属[3][4]。2015年、退職。2019年3月31日、文部科学省辞職。株式会社千代田テクノル営業統括本部アドバイザー[5]

脚注

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  1. ^ 名雪哲夫, 「有害物質にかかわる総合的な環境保全技術」 『日本機械学會誌』 92巻 845号, p.332-336, 1989-04-05 一般社団法人日本機械学会, doi:10.1299/jsmemag.92.845_332, NAID 110002474507
  2. ^ a b c d 原発データを電力会社にリークした元原子力規制庁審議官 名雪哲也氏が山形大教授に 大学で何を教えるのか 情報漏えいの方法か?(各紙)”. 一般社団法人環境金融研究機構 (2013年3月31日). 2022年12月31日閲覧。
  3. ^ 「元規制庁審議官が山形大教授に 原発断層調査で資料漏えい」 共同通信 2013/03/31
  4. ^ 山形大「道義的問題なし」 報告書漏出の官僚、教授就任”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2022年12月31日閲覧。
  5. ^ https://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/jinjikyoku/files/houkoku_r010927_siryou.pdf