向坂くじら
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向坂 くじら (さきさか くじら) | |
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誕生 |
1994年??月??日 日本 愛知県名古屋市 |
職業 | 詩人 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 慶應義塾大学文学部卒業 |
ジャンル | 詩、小説 |
デビュー作 | 『とても小さな理解のための』(2022年) |
ウィキポータル 文学 |
向坂 くじら(さきさか くじら、1994年 - )は、日本の詩人。愛知県名古屋市生まれ。埼玉県在住。慶應義塾大学文学部卒業。「国語教室 ことぱ舎」主宰。ポエトリーリーディングユニット・Anti-Trenchの朗読担当。
経歴
[編集]1994年に名古屋市で生まれ、横浜市で育つ[1]。高校時代は短歌に熱中した[1]。
大学生の時に短歌サークルに入り、詩を本格的に書き始める[2]。「くじら」のペンネームは学生時代から使用しており、由来は「クジラがかわいいから」だという[1]。慶応義塾大学を卒業後、2016年にGt.クマガイユウヤとの詩の朗読とエレキギターのユニット「Anti-Trench」を結成する[3][4]。
2021年、詩「食いちがう」でびーれびしろねこ社賞大賞を受賞する[5]。
結婚を機に埼玉県桶川市に転居し、2022年、小学生から高校生を対象とした塾「国語教室ことぱ舎」を開設した[6]。同年、初の詩集『とても小さな理解のための』を刊行、2023年にはエッセイ集『夫婦間における愛の適温』を刊行した[6]。
2024年、初小説となる「いなくなくならなくならないで」を発表し、第171回芥川龍之介賞候補に選ばれる[7]。
作品リスト
[編集]詩集
[編集]- 『とても小さな理解のための』(しろねこ社、2022年7月 / 【増補新装版】百万年書房、2024年10月)
エッセイ集
[編集]- 『夫婦間における愛の適温』(百万年書房、2023年8月)
- 『犬ではないと言われた犬』(百万年書房、2024年7月)
小説
[編集]共著・アンソロジー
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “〈訪問〉「犬ではないと言われた犬」を書いた 向坂(さきさか)くじらさん”. 北海道新聞 (2024年9月1日). 2024年9月5日閲覧。
- ^ “詩人・向坂くじらさん 生きづらくても“答えなき”詩でタフに”. NHK首都圏ナビ (2023年8月4日). 2024年7月14日閲覧。
- ^ “第171回芥川賞候補作・向坂くじら「いなくなくならなくならないで」を語る 芥川賞受賞作ズバリ予想! 盛者必衰の理(4)”. 東京新聞 (2024年7月12日). 2024年9月5日閲覧。
- ^ 河出書房新社 (2024年7月12日). “「これが初めて書いた小説!?」誰もが驚く小説デビュー作が、第171回芥川賞候補に。向坂くじら『いなくなくならなくならないで』7月12日発売!”. PR TIMES. 2024年9月5日閲覧。
- ^ “びーれびしろねこ社賞 受賞作品発表のお知らせ”. B-REVIEW FORUM (2021年12月24日). 2024年9月5日閲覧。
- ^ a b “「いなくなくならなくならないで」 桶川在住の詩人・向坂さん 初の小説が芥川賞候補に”. 読売新聞オンライン (2024年6月29日). 2024年9月5日閲覧。
- ^ “第171回芥川賞・直木賞の候補決まる、選考会は7月17日に”. 読売新聞. (2024年6月13日) 2024年7月14日閲覧。
外部リンク
[編集]- 向坂くじら (@pomipomi_medama) - X(旧Twitter)
- 向坂くじら(@kujiraworks) - note
- 教わることに頼らないための自学自習法 向坂くじら・柳原浩紀