呉易昺
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基本情報 | ||||||||||
国籍 | 中国 | |||||||||
出身地 | 浙江省杭州市 | |||||||||
生年月日 | 1999年10月14日(25歳) | |||||||||
身長 | 183cm | |||||||||
利き手 | 右 | |||||||||
バックハンド | 両手打ち | |||||||||
ツアー経歴 | ||||||||||
デビュー年 | 2017年 | |||||||||
ツアー通算 | 1勝 | |||||||||
シングルス | 1勝 | |||||||||
生涯獲得賞金 | 1,127,130 アメリカ合衆国ドル | |||||||||
4大大会最高成績・シングルス | ||||||||||
全豪 | 1回戦(2023) | |||||||||
全米 | 3回戦(2022) | |||||||||
キャリア自己最高ランキング | ||||||||||
シングルス | 58位(2023年2月13日) | |||||||||
ダブルス | 295位(2018年4月23日) | |||||||||
獲得メダル | ||||||||||
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2023年2月13日現在 |
呉 易昺(ご・いへい、簡体字中国語: 吴 易昺、ウー・イービン、ピン音表記: Wú Yìbǐng, 1999年10月14日 - )は、中華人民共和国・浙江省杭州市出身の男子プロテニス選手。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。身長183cm。自己最高ATPランキングはシングルス58位。ATPツアーでキャリア通算シングルス1勝を挙げている。
中国人男子選手初のATPツアー優勝者[1]。
来歴
[編集]ジュニア時代
[編集]ダイエットのため6歳でテニスを始める。2016年にオレンジボウルで決勝進出。決勝ではミオミル・ケツマノビッチに敗れ準優勝だった。
2017年全米オープンジュニア男子シングルスで優勝し、ジュニア世界ランキング1位となった。
プロ転向後
[編集]デビスカップ2016でプロデビューし、莊吉生を破りプロ勝利をあげた。
2017年成都オープンでATPツアーデビュー。2018年の上海マスターズでツアー初白星。2回戦では錦織圭から1セットを奪ったものの、敗れる。
2019年からは故障とリハビリ不調、COVID-19パンデミックなどが重なり、2021年いっぱいまでツアーを離れた[2]。2022年3月には世界1869位まで順位を落としていた[3]。
2022年4月より本格的に復帰すると、4月のITF大会で優勝。続くザグレブのチャレンジャーでベスト8に入り、6月のオーランドのチャレンジャーでは優勝。7月には2週連続優勝を果たすと、全米オープンで予選を突破し、中国人男子としてオープン化以降初の本選出場[4]。3回戦まで進んだ。年末の世界ランキングは116位まで上昇した。
2023年1月末からのクリーブランドのチャレンジャーで準優勝すると、世界ランキングは97位に到達し、中国人男子として史上2人目のトップ100入りを果たした[3]。さらに2月のダラス・オープンでは、第3シードのデニス・シャポバロフ、第1シードのテイラー・フリッツを破って初の決勝進出。最後はジョン・イスナーとの6-7 (4), 7-6 (3), 7-6 (12)の死闘を制し、中国人男子選手として史上初となるATPツアー制覇を成し遂げた[2][5]。
ATPツアー決勝進出結果
[編集]シングルス: 1回 (1勝0敗)
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結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
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優勝 | 1. | 2023年2月12日 | ダラス | ハード(室内) | ジョン・イスナー | 6-7(4-7), 7-6(7-3), 7-6(14-12) |
成績
[編集]- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
シングルス
[編集]グランドスラム大会
[編集]大会 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 通算成績 |
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全豪オープン | A | A | A | A | A | A | 1R | 0–1 |
全仏オープン | A | A | A | A | A | A | 1R | 0–0 |
ウィンブルドン | A | A | A | NH | A | A | 1R | 0–0 |
全米オープン | A | A | A | A | A | 3R | 2–1 |
大会最高成績
[編集]大会 | 成績 | 年 |
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ATPファイナルズ | DNQ | – |
インディアンウェルズ | A | – |
マイアミ | Q1 | 2017 |
モンテカルロ | A | – |
マドリード | A | – |
ローマ | A | – |
カナダ | A | – |
シンシナティ | A | – |
上海 | 2R | 2018 |
パリ | A | – |
オリンピック | A | – |
デビスカップ | LQ | 2019 |
ユナイテッド・カップ | A | – |
脚注
[編集]- ^ “ウー・イービンがATPツアー史上初の中国人チャンピオンに「僕は母国と故郷のために歴史を作った」 [ダラス・オープン]”. tennismagazine.jp. 2023年2月13日閲覧。
- ^ a b “歴史刻んだウー「まだまだ続く」”. テニス365. 2023年2月13日閲覧。
- ^ a b “中国人選手として史上2人目、トップ100入りの23歳ウー「これは始まりに過ぎない」”. WOWOWテニスワールド. 2023年2月13日閲覧。
- ^ “中国男子初の全米3回戦進出”. テニス365. 2023年2月13日閲覧。
- ^ “ウーが中国男子初のツアーV、ダラスOP優勝で歴史つくる”. www.afpbb.com. 2023年2月13日閲覧。