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呉元炳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

呉 元炳(ご げんへい、Wú Yuánbǐng、? - 1886年)は、末の官僚。字は子建河南省固始県出身。

1860年進士となり、庶吉士に選ばれた。団練大臣毛昶熙に従って故郷で団練を組織し、固始から捻軍を撃退した。引き続き河南省で道員張曜とともに捻軍のと戦いに従事し、汝南・固始一帯を平定した。1867年に原官に復帰し、1870年に侍講学士となった。1871年に湖南布政使代理となり、1873年に湖北巡撫に抜擢された。その後、安徽巡撫、江蘇巡撫を歴任した。江蘇巡撫として流民対策に成果をあげ、三度総督の代理を務めた。1884年山東省の河川工事と海防の視察を命じられ、漕運総督に就任した。1885年、安徽巡撫に転任したが、翌年、在任中に死去した。

出典

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先代
郭柏蔭
湖北巡撫
1873-1874
次代
翁同爵
先代
英翰(インハン)
安徽巡撫
1874
次代
裕禄(ユル)
先代
張樹声
江蘇巡撫
1874-1881
次代
黎培敬
先代
楊昌濬
漕運総督
1884-1885
次代
崧駿
先代
盧士杰
安徽巡撫
1885-1886
次代
陳彝