呉征鎰
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呉 征鎰 | |
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生誕 |
1916年6月13日 中華民国 江西省九江県 |
死没 |
2013年6月20日 (97歳没) 中華人民共和国 雲南省昆明市 |
国籍 | 中華人民共和国 |
民族 | 漢族 |
出身校 |
清華大学 西南聯合大学 |
職業 | 植物学者 |
呉 征鎰 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 吳 征鎰 |
簡体字: | 吴 征镒 |
拼音: | Wú Zhēngyì |
和名表記: | ご せいいつ |
発音転記: | ウー・チェンイー |
呉 征鎰(ご せいいつ、1916年6月13日 - 2013年6月20日)は、中華人民共和国の植物学者である。中国科学院会員に選ばれ、2008年中国の国家最高科学技術賞を受賞した。
経歴
[編集]江西省九江県に生まれた。揚州府儀徴県出身の学者の家系で、兄弟に寄生虫学者の呉征鑑、化学者の呉征鎧や文学史家の呉白匋(征鑄)らがいる。江蘇省立揚州中学から1933年に清華大学に入学し生物学を学んだ。1940年から西南連合大学理科研究所で張景鉞に学んだ。1950年に中国科学院植物研究所の研究員、副所長となり1955年に中国科学院学部委員(中国科学院院士)、1958年に中国科学院昆明植物研究所所長となりその後、中国科学院主席構成員・中国科学院昆明分院院長・雲南省科委副主任・雲南省科協主席などを務めた。
中国語版『中国植物誌』の編集を行い、英訳版の共同監修などを行った。著書は他に『雲南植物志』・『西蔵植物志』などがある。
1980年からアメリカ植物学会の終身外国人会員、スウェーデン植物地理学会名誉会員、ソビエト植物学会通信会員に選ばれた。1997年に世界自然保護協会の理事を務め、1999年、国際花と緑の博覧会記念協会のコスモス国際賞を受賞し、2007年度国家最高科学技術賞を受賞した。
家族
[編集]- 祖父:呉筠孫、清の光緒年間の進士、山東登州府知府、直隷永定河道、天津兵備道兼督理紙鈔関
- 父:呉啓賢(佑人)
- 母:劉鍾璇
- 呉征鎧、中国科学院化学部院士
- 呉征鑑、中国医学科学院副院長
- 呉白匋(征鑄):文史学者・戯曲学者
- 呉征瑩:工程学者
栄典
[編集]- 1955年、中国科学院院士
参考文献
[編集]- コスモス国際賞受賞者紹介
- “个人簡介——呉征鎰” (中国語). 中国科学院. 2013年6月21日閲覧。