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呉王夫差矛(ごおうふさやり)は、中国春秋時代末期の呉国の王であった夫差の青銅槍である。1983年11月湖北省江陵県馬山5号墓より出土した。腐食は見られない。
槍先の長さ29.5センチメートル。
槍には鳥蟲書という書体で「呉王夫差 自作用鈼(さく)」とあり、夫差自身が作成して用いた槍だと刻字されている。