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鈴木町駅

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味の素前駅から転送)
鈴木町駅
鈴木町駅
すずきちょう
Suzukichō
KK21 港町 (0.8 km)
(0.5 km) 川崎大師 KK23
地図
所在地 川崎市川崎区鈴木町2-2
北緯35度32分7.3秒 東経139度43分13.3秒 / 北緯35.535361度 東経139.720361度 / 35.535361; 139.720361座標: 北緯35度32分7.3秒 東経139度43分13.3秒 / 北緯35.535361度 東経139.720361度 / 35.535361; 139.720361
駅番号 KK22
所属事業者 京浜急行電鉄
所属路線 大師線
キロ程 2.0 km(京急川崎起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[京急 1]9,973人/日
-2022年-
開業年月日 1929年昭和4年)12月10日
備考 1944年、味の素前駅から改称
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ホーム(2019年8月)

鈴木町駅(すずきちょうえき)は、神奈川県川崎市川崎区鈴木町にある、京浜急行電鉄大師線である。駅番号KK22

歴史

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年表

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駅名の由来

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味の素の前身である鈴木商店の創設者、鈴木三郎助に因む。戦時体制下において贅沢品的な名称を自粛せざるをえなくなり、キリン駅(改称前:キリンビール駅)と同日をもって改称された[1]

駅構造

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臨時出口
臨時改札口

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。京急川崎方に構内踏切がある。1番線側の改札口は平日朝のみ利用可能な臨時出口(味の素川崎事業所専用改札)である。

2010年3月31日より終日駅員配置駅になった。多機能トイレ、スロープ設置済。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 KK 大師線 下り 川崎大師小島新田方面
2 上り 京急川崎方面

利用状況

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2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は9,973人[京急 1]で、京急線全72駅中55位。

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[2]
年度 1日平均
乗降人員[3]
1日平均
乗車人員[4]
1995年(平成07年) 3,289
1996年(平成08年) 3,129
1997年(平成09年) 3,077
1998年(平成10年) 3,544
1999年(平成11年) 3,730
2000年(平成12年) 3,841
2001年(平成13年) 4,000
2002年(平成14年) 7,928 4,022
2003年(平成15年) 8,079 4,056
2004年(平成16年) 7,827 3,952
2005年(平成17年) 7,915 3,943
2006年(平成18年) 7,911 3,981
2007年(平成19年) 7,785 3,905
2008年(平成20年) 8,058 3,998
2009年(平成21年) 7,857 3,916
2010年(平成22年) 8,114 3,993
2011年(平成23年) 8,169 4,049
2012年(平成24年) 8,095 4,032
2013年(平成25年) 8,343 4,064
2014年(平成26年) 8,597 4,235
2015年(平成27年) 9,385
2016年(平成28年) 9,722
2017年(平成29年) 10,081
2018年(平成30年) 10,389
2019年(令和元年) 11,229
2020年(令和02年) [京急 2]8,667
2021年(令和03年) [京急 3]9,289
2022年(令和04年) [京急 1]9,973

移転・地下化計画について

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京急大師線の連続立体交差事業が1993年(平成5年)に都市計画決定され、1994年(平成6年)に事業認可されて、当駅を含む区間は南側に移設する形で地下化する予定として、事業が行われてきた[5]。しかし、当駅を含む2期区間については、すぐに事業化できる状況ではないとして事業期間の延長申請を見送り、2016年3月29日付で事業は休止となった[5]。その後、2017年10月27日に行われた平成29年度第1回川崎市公共事業評価審査委員会にて審議した結果、中止することが決まった[6]

駅周辺

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鈴木町駅は味の素川崎事業所の出入口前かつ敷地内に位置する。鈴木町の名は味の素の創業者・鈴木三郎助に由来している。2000年以降、工場跡地を利用した複合商業施設の建設が相次いだ。2011年4月現在、当駅周辺は多摩川リバーサイド地区の都市整備事業は現在も進行中である。港町駅よりやや東側から川崎大師駅にかけた国道北側の一帯は国道409号の拡幅工事が行われている。

当駅周辺に首都高速神奈川6号川崎線を延伸し、富士見出入口(仮称)を設ける計画があるが、着工時期は未定である。

バス

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最寄停留所は、国道409号線上にある味の素前[7]となる。以下の路線が乗り入れ、川崎鶴見臨港バスにより運行されている。

  • 川01系統:川崎駅行、殿町行 ※平日2本のみ[8][9]
  • 快速:川崎駅行、浮島橋行

隣の駅

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京浜急行電鉄
KK 大師線
港町駅 (KK21) - 鈴木町駅 (KK22) - 川崎大師駅 (KK23)

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 電気車研究会発行「鉄道ピクトリアル」1998年7月臨時増刊号(通巻656号)129ページ
  2. ^ 川崎市統計書
  3. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  4. ^ 神奈川県県勢要覧
  5. ^ a b 京浜急行大師線連続立体交差事業”. 川崎市 (2016年12月2日). 2017年11月17日閲覧。
  6. ^ 連続立体交差事業 京浜急行大師線 平成29年度再評価実施事業 調書 (PDF) - 川崎市、2019年3月3日閲覧。
  7. ^ 臨港バス時刻表(最寄駅)、川崎鶴見臨港バス公式サイト、2016年10月28日閲覧
  8. ^ 臨港バスダイヤナビ(味の素前時刻表 川01 殿町)、川崎鶴見臨港バス公式サイト、2016年10月28日閲覧
  9. ^ 臨港バスダイヤナビ(味の素前時刻表 川01 川崎駅前)、川崎鶴見臨港バス公式サイト、2016年10月28日閲覧
京浜急行電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c https://www.keikyu.co.jp/ride/kakueki/pdf/train-info_kakueki_avr.pdf
  2. ^ 京急グループ会社要覧 2021 - 2022” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 31. 2021年9月27日閲覧。
  3. ^ 京急グループ会社要覧 2022 - 2023” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 28. 2023年6月25日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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