呼叫魚
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呼叫魚(英: Yin yang fish)は、生きた魚を丸ごと揚げ物にした中華料理である。台湾省嘉義市の料理である[1][2]。
作り方
[編集]ウロコ付きの魚(通常はコイ)の頭を氷で包み、丸ごと油で揚げる。その後、皿に盛ってソースをかけるが、(恐らくは死後にも残る電気インパルスの残渣によって)体が揚げられた後も頭はビクッと動き続ける[2][3][4][5]。中国語では、他に陰陽魚や糖醋活魚、英語ではdead-and-alive fishとも呼ばれる。
論争
[編集]2007年、嘉義市にある台湾料理のレストランのオーナーが、この料理を提供した際に、市職員やその他の客から、料理の残酷さへの非難を受けるということがあった[6]。世論からの抗議を受けて、その後この料理はメニューから削除され、台湾では提供を禁止された[7][2]。
2009年のこの料理の動画は、動物の倫理的扱いを求める人々の会から強い非難を受け、同会はこの動画を「うんざりさせるもの」と評している[8]。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ “Eat or Run? Would You Eat This Controversial Dish That is Both Dead and Alive?” (英語). look up tv. 2024年7月11日閲覧。
- ^ a b c “Yin and Yang Fish – A Controversial Dish That's Both Dead and Alive” (英語). www.odditycentral.com (2021年5月4日). 2023年2月17日閲覧。
- ^ “Why Do Fish Still Move After Being Gutted” (2023年2月18日). 2024年8月12日閲覧。
- ^ (Traditional Chinese) “陰陽魚活炸上菜 「殘忍」”. Apple Daily (Taiwan). (July 9, 2007) June 15, 2018閲覧。
- ^ “Chefs refuse to serve 'dead-and-alive fish' - the China Post”. 2014年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年11月27日閲覧。
- ^ Deutsche Presse-Agentur (2007年7月8日). “Taiwan restaurant blasted for serving "dead-and-alive fish"”. Monsters and Critics. 2010年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月12日閲覧。
- ^ Lok-sin, Loa (9 July 2007). “Restaurant owner heavily criticized for serving live fish”. Taipei Times
- ^ “Video: Fried fish that still breathes -- a delicacy or downright distasteful?”. latimesblogs.latimes.com (18 November 2009). 2009年11月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月12日閲覧。