和僑会
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和僑会(わきょうかい)は、香港や中国本土を拠点に世界で活躍する日本人企業家(和僑)組織。「和僑」とは海外進出し現地籍を持つ起業家を指す呼称であるとしている。各和僑組織は「和僑会」に現地地名を付記して活動。2004年香港にて発足。さらに、2010年に各地の和僑会を統括する機能として和橋総会が発足。2014年時点では日本国内や東南アジア諸国を含め、8カ国23都市に広がった[1]。2016年12月に和僑総会を一般社団法人化し、各地の和僑会との間で本部・支部と位置づける契約を締結。2017年4月に一般社団法人WAOJEに名称変更された[2] ことに伴い、各地の支部もWAOJEに名称変更された[3]。なお、支部になることに同意できなかった一部の和僑会は、和僑会の名称のまま活動を継続している。一般社団法人WAOJEは和僑会・和僑の商標の返還を求めている。[4]
概要
[編集]華僑の活動を目標に出身母体である「香港華南起業家ネットワーク」の活動を通じ、「和僑ネットワーク」を具現化。そして次の一歩で賛同の輪が世界中に広がり、各地にできたネットワークどうしが、また大きなネットワークとして成長していけるよう提言。
こうした会員間の交流や相互支援のみならず、海外で起業を志す日本人に出資する「和僑キャピタル」により、ベンチャーキャピタルとしての活動[1]。
脚注・出典
[編集]- ^ a b 【サーチライト】アジアに広がる「和僑」有望な起業プランに出資『日経産業新聞』2014年12月16日(アジア・グローバル面)。
- ^ https://waoje.net/aboutus/outline
- ^ https://waoje.net/aboutus/baseslist
- ^ https://waoje.net/news/event-20170210
参考文献
[編集]- 渡辺賢一『和僑15人の成功者が語る実践アジア起業術』アスペクト、2007年。ISBN 978-4757214194。