和豊永
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時代 | 平安時代初期 - 前期 |
---|---|
生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 従五位上・上総介 |
主君 | 仁明天皇→文徳天皇→清和天皇 |
氏族 | 和朝臣 |
和 豊永(やまと の とよなが)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。姓は朝臣。官位は従五位上・上総介。
経歴
[編集]仁明朝初頭に内舎人を務め、承和4年(837年)従五位下に叙爵する。
その後しばらく叙位任官の記録がなく、文徳朝の斉衡2年(855年)になって従五位上・上総介に叙任されている。貞観2年(860年)上総介の任期を終えて後任の伴竜男に交替する。しかし、交替の際に官物が多く欠けていたとの理由で、豊永は竜男に禁固されてしまう。豊永は冤罪を訴えるが、貞観4年(862年)3月になって訴えが認められ、太政官は竜男に対して禁固をやめさせ、ようやく豊永は解放された[1]。
官歴
[編集]『六国史』による。
脚注
[編集]- ^ 『日本三代実録』貞観4年3月19日条