善化寺
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善化寺(ぜんげじ)は、中華人民共和国山西省大同市平城区にある仏教寺院[1]。明の正統10年(1445年)に現在の名称となる。通称「南寺」と呼ばれている。
歴史
[編集]善化寺は、唐代(618年 - 907年)の開元年間(713年 - 742年)に創建された[2]。五代の後晋(936年 - 946年)に大晋恩寺と改称[2]。
遼代(916年 - 1125年)の保大2年(1122年)、兵火により一度は廃寺となったが、金代(1115年 - 1234年)初期、住職の円満大師が再建した[2]。
明代(1368年 - 1644年)、地元政府は寺院を修葺する[2]。明の正統10年(1445年)、「善化寺」の名を賜った[2]。
1961年、中華人民共和国国務院は仏寺を全国重点文物保護単位に認定した[2]。
伽藍
[編集]脚注
[編集]- ^ “以出以入,以就鮮潔,似善化——大同善化寺” (中国語). 搜狐. (2017年10月18日) 2020年6月2日閲覧。
- ^ a b c d e f “遼金建築芸術瑰宝 山西大同善化寺” (中国語). 搜狐. (2017年9月12日) 2020年6月2日閲覧。
書籍
[編集]- 梁思成「大同古建築調查報告」