コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

国家社会主義者同盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

国家社会主義者同盟(こっかしゃかいしゅぎしゃどうめい)は、かつて存在した日本の政治団体[1][2]国家社会主義を標榜する日本で数少ない政治結社の一つ[3]。代表は篠原節2013年10月没)[4]、副代表は瀬戸弘幸[5][6]1991年4月20日創立[7]埼玉県さいたま市に本部を持つ[3][6]。機関紙『DER GANZE HELD』(月刊)を発行していた[4]

民族思想研究会世界戦略研究所自然社会主義協会国家社会主義日本労働者党の四団体が統合する形で結成された[2]。なお、以上の四団体は、国家社会主義者同盟へと統合したのちも、個別の活動を継続している。

脚注

[編集]
  1. ^ 総務省の政治団体一覧に載っていない
  2. ^ a b 瀬戸、44-45頁
  3. ^ a b 鶴見、74-77, 119頁
  4. ^ a b 羽柴、91-96頁
  5. ^ 樋口直人「「行動する保守」の論理(7)──右翼に弟子入りしたη氏の場合──」大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター年報 (10), 64-72, 2013
  6. ^ a b 有門大輔 (2013年10月20日). “行動の軌跡と今後の闘争!”. 勤皇志士による鎖国的極右評論『侍蟻 SamuraiAri』. 2016年8月20日閲覧。
  7. ^ 沿革”. 国家社会主義日本労働者党. 2016年8月20日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 瀬戸弘幸「日の丸右翼からナチズム極右へ、そして今……。」佐藤卓己編、日本ナチ・カルチャー研究会著『ヒトラーの呪縛』飛鳥新社、2000年、42-49頁
  • 鶴見済『無気力製造工場』太田出版、1994年
  • 羽柴康人「「政治的に正しい」ジャーナリズムのヒトラー」佐藤卓己編著『ヒトラーの呪縛(上)――日本ナチカル研究序説』中公文庫、2015年、58-96頁
  • 樋口直人「「行動する保守」の論理(7)──「ネット右翼のカリスマ」Z氏の場合──」茨城大学地域総合研究所年報 46, 81-90, 2013-03-31,茨城大学地域総合研究所

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]