国立療養所松丘保養園
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国立療養所松丘保養園(こくりつりょうようしょまつおかほようえん)は、青森県青森市に位置する国立ハンセン病療養所。厚生労働省所管の施設等機関である。
概要
[編集]- 敷地面積:237,966m²
- 建物延面積:30,482m²
- 定床:医療法 218床(通知定床64床)
- 入所者数 90名(平成27年4月27日現在)
沿革
[編集]- 1909年4月1日、東北6県および北海道の連合立として、東津軽郡油川町(現青森市大字油川)に「第2区道県立北部保養院」の名称で設立
- 同年10月1日、現在地(当時東津軽郡新城村)に移転
- 1916年,患者自治会が発足
- 1928年,1936年,1950年と三度の大火に見舞われた
- 1941年7月1日、厚生省に移管、国立療養所松丘保養園と改称
- 1942年入所者数は824人、1958年病床数は950床と最多になった。その後入所者数は減少し続けている
所在地
[編集]- 青森市大字石江字平山19
- 青森市中心部から西へ約4km に位置
- 日本最北のハンセン病療養所である。
- JR新青森駅南口から1.5㎞(徒歩20分)
- 東北自動車道青森ICから3㎞
- 郊外の山間地域を除けば、青森市内屈指の豪雪地域にある。
関連項目
[編集]- ハンセン病
- ハンセン病患者の隔離
- 北部保養院発足時の院長は永田亀作。青森県警察部長との兼務と伝えられている。
- 中條資俊は医師として最初の院長(園長)である。北部保養院発足時は医長。3代目の院長に当たる。