国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会
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国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会(こくさいしんぜんじょしくるまいすばすけっとぼーるおおさかたいかい、英称: International Women's Wheelchair Basketball Friendship Games OSAKA CUP)は、2003年(平成15年)から毎年2月頃に大阪府大阪市のAsueアリーナ大阪で開催される車いすバスケットボールの国際大会である。通称大阪カップ。
概要
[編集]2000年シドニーパラリンピックで車いすバスケットボール日本選手団総監督を務めていた髙橋明(大阪市障害者福祉・スポーツ協会)がそのネットワークを活かして2003年(平成15年)に創設、第1回大会が開催され、以来毎年開催されている。当初は男子ナショナルチームの大会だったが、2007年(平成19年)から日本国内開催で唯一の女子ナショナルチームの国際大会となり[1]、車いすバスケットボール女子日本代表と招待された日本国外の女子車いすバスケットボールナショナルチームが参加して3日間に渡り開催されている。大会開催前に参加チームが小中学校を訪問する学校交流会が行われている[2]。当初は大阪府が開催費用を負担していたが、2013年度(2014年2月)は市の事業見直しによる負担半減により車いすバスケットボール交流会となり、招待チームはオーストラリア1チームとなった。2014年度(2015年2月開催)から市の負担は無くなり、スポンサー企業からの協賛金による自立運営で開催している[3]。
- 主催 - 日本車いすバスケットボール連盟、大阪市障害者福祉スポーツ協会、大阪市
- 主管 - 国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会実行委員会、事務局:大阪市障害者福祉スポーツ協会障がい者スポーツ振興部スポーツ振興室
結果
[編集]- 2003 - 2006は男子チームの大会
開催年 | 優勝チーム | MVP |
---|---|---|
2011[4] | 日本A | |
2012[5] | オーストラリア | |
2013[6] | オーストラリア | |
2014 | 交流会を開催 | |
2015[7] | 日本 | 萩野真世[8] |
2016[9] | ドイツ | アニカ ツェイエン[10] |
2017[11] | オランダ | マリスカ ベイエル[12] |
2018[13] | オランダ | ボー クラメル[14] |
2019[15] | オランダ | マリスカ ベイエル |
2020[16] | カナダ | アリン・ヤング |
2021[17] | 中止 |
脚注
[編集]- ^ 女子車椅子バスケ「大阪カップ」9日開幕 日豪英蘭が熱戦産経新聞2017年2月1日
- ^ 2020国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会ECC社会貢献国際交流センター2021年9月9日閲覧
- ^ 田代利惠「障がい者スポーツ大会の自律的運営に向けての考察 : 国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会を事例に」『九州共立大学研究紀要』第10巻第2号、九州共立大学、2020年3月、25-32頁、CRID 1050848249739263616、ISSN 2186-0483。
- ^ 2011国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会
- ^ 2012国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会
- ^ 2013国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会
- ^ 2015国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会
- ^ 【車椅子連盟】2015国際親善女子車椅子大阪大会結果(日本代表優勝)
- ^ 2016国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会
- ^ 「最後に見えた日本の意地」2016国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会3日目
- ^ 2017国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会
- ^ 「東京パラリンピックへのスタートダッシュ」2017国際親善女子車椅子バスケットボール大会レポート その2
- ^ 2018国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会
- ^ OSAKA CUP 2018
- ^ 2019国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会 の結果及び個人賞についてJWBF 2019年2月18日
- ^ 2020大会結果
- ^ 2021国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会【本大会は中止となりました】