土佐泊城
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土佐泊城 (徳島県) | |
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城郭構造 | 平山城 |
築城主 | 森元村 |
築城年 | 天文年間(1532年 - 1555年) |
主な城主 | 森元村、森村春 |
廃城年 | 1586年(天正14年) |
遺構 | 曲輪 |
指定文化財 | 市史跡 |
位置 | 北緯34度11分17.3秒 東経134度37分25.4秒 / 北緯34.188139度 東経134.623722度 |
地図 |
土佐泊城(とさどまりじょう)は、徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦、大毛島にあった日本の城。鳴門市指定史跡。
歴史
[編集]天文年間(1532年 - 1555年)に、名東郡黒田村から板野郡土佐泊(現鳴門市)に移った森元村によって築城された[1]。土佐泊城は紀伊水道と瀬戸内海の入口を抑える要衝だった[1]。森氏は強大な水軍を持っており、細川氏、三好氏、蜂須賀氏の歴代阿波領主から重用された[1]。
1582年、土佐の長宗我部元親が侵攻した際は、阿波、讃岐の殆どの城が長宗我部方に落ちた中で、落城せず持ちこたえた[1]。森氏は阿波に入部した蜂須賀家政から福井庄など3026石を拝領し、1586年(天正14年)椿泊に移った[1]。