土岐健治
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人物情報 | |
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生誕 |
1945年12月1日 日本愛知県名古屋市 |
出身校 | 東京神学大学、東京大学 |
学問 | |
研究分野 | 聖書学、西洋古典学 |
土岐 健治(とき けんじ、1945年12月1日[1] - )は、日本の聖書学者。一橋大学名誉教授。
経歴
[編集]1945年、愛知県名古屋市生まれ。名古屋高校卒業。東京神学大学卒業。東京大学大学院西洋古典学専門課程博士課程中退。 卒業後は一橋大学助教授。教授に昇進。2009年に一橋大学を定年退任し、名誉教授となった。
著作物
[編集]単著
[編集]- 『新約聖書 ギリシア語初歩』(教文館) 1979年3月
- 『イエス時代の言語状況』(教文館、聖書の研究シリーズ) 1979年9月
- 『初期ユダヤ教と聖書』(日本基督教団出版局) 1994年3月
- 『はじめての死海写本』(講談社現代新書) 2003年11月
- 改題改訂版『死海写本 「最古の聖書」を読む』 (講談社学術文庫) 2015年9月
- 『初期ユダヤ教の実像』(新教出版社) 2005年12月
- 『初期ユダヤ教研究』(新教出版社) 2006年11月
- 『旧約聖書外典偽典概説』(教文館) 2010年2月
- 『ヨナのしるし - 旧約聖書と新約聖書を結ぶもの』(一麦出版社) 2015年3月
- 『七十人訳聖書入門』(教文館) 2015年7月
共著
[編集]- 『新約聖書 ギリシア語独習』改訂新版 (玉川直重共著、キリスト新聞社) 1999年12月
- 『楽しいラテン語』(井阪民子共著、教文館) 2002年12月
- 『イエスは何語を話したか - 新約時代の言語状況と聖書翻訳についての考察』(村岡崇光共著、教文館) 2016年6月
翻訳
[編集]- 『旧約外典偽典概説 付・クムラン写本概説』(レオンハルト・ロスト、荒井献共訳、教文館) 1972年
- 『聖書外典偽典』第1 - 7巻(共訳、教文館) 1975年 - 1977年
- 『イエスとパリサイ派』(J・ボウカー、土岐正策共訳、教文館、聖書の研究シリーズ) 1977年7月
- 『サマリヤ人とユダヤ人 サマリヤ人の宗教の起源再考』(R・J・コギンズ、渡辺省三共訳、教文館、聖書の研究シリーズ) 1980年7月
- 『ヨセフス全集 Ⅰ ユダヤ戦記 1』(日本基督教団出版局) 1982年
- 『十字架 - その歴史的探究』(マルティン・ヘンゲル、土岐正策共訳、ヨルダン社) 1983年4月
- 『ヨセフス全集 Ⅱ ユダヤ戦記 2・3』(日本基督教団出版局) 1985年
- 『黙示文学入門』(W・シュミットハルス、教文館、聖書の研究シリーズ) 1986年12月
- 『殉教者行伝』(土岐正策共訳、教文館、キリスト教教父著作集22) 1990年7月
- 『パウロ』(E・P・サンダース、太田修司共訳、教文館、コンパクト評伝シリーズ) 1994年7月
- 『死海写本の謎を解く』 (E・M・クック、太田修司, 湯川郁子共訳、教文館) 1995年9月
- 『クリスマスの起源』(O・クルマン、湯川郁子共訳、教文館) 1996年12月
- 『死海写本とイエス』(K・ベルガ―、教文館) 2000年3月
- 『観想的生活 自由論』(アレクサンドリアのフィロン、教文館、ユダヤ古典叢書) 2004年5月
- 『キリスト教聖書としての七十人訳 その前史と正典としての問題』(M・ヘンゲル、湯川郁子共訳、教文館) 2005年2月
- 『イエスとパウロの間』(M・ヘンゲル、教文館、聖書の研究シリーズ) 2005年8月
- 『アレクサンドリアのフィロン 著作・思想・生涯』(ケネス・シェンク、木村和良共訳、教文館) 2008年3月
- 『イエス研究史料集成』(A・J・レヴァイン, D・C・アリソンJr., J・D・クロッサン、木村和良共訳、教文館) 2009年11月
- 『イエス - その歴史的実像に迫る』(E・P・サンダース、木村和良共訳、教文館) 2011年7月
- 『聖書古代誌 - 偽フィロン』(井坂民子共訳、教文館、ユダヤ古典叢書) 2012年12月
- 『ユダヤ教の福音書 ユダヤ教の枠内のキリストの物語』(D・ボヤーリン、教文館) 2013年12月
- 『西洋古典文学と聖書 歓待と承認』(J・テイラー、教文館) 2014年12月
脚注
[編集]- ^ 『キリスト教年鑑2015年版』キリスト新聞社、2015年、922頁。