土方力三郎
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土方 力三郎(ひじかた りきさぶろう/りょくさぶろう、1853年(嘉永6年) - 1916年(大正5年)10月1日)は、日本の画家。
経歴
[編集]出生地は不明。父は土方歳三の兄、喜六。横浜で五姓田義松から師事を受けた。ある日、小野路の名主、小島鹿之助から新選組局長近藤勇の肖像を依頼された。1885年、近藤勇の油絵の肖像が完成。近藤勇の肖像は2枚あったとされるが、小島家は腕を前に組んだ肖像を購入した。
その後は写真画家として活躍したと言われるが、その詳細は不明。画家としても名が残っていない。力三郎は、1916年に死去した。力三郎は、親戚の土方歳三の絵も描いていたものの、1945年5月24日の空襲により焼失してしまった[1][2]。
親族
[編集]脚注
[編集]- ^ “1945年5月24日 東京にB29の大空襲、皇居炎上(5月24日から5月25日の空襲で都区内の大半焼失)”. 中央区. 2022年8月9日閲覧。
- ^ “近藤勇肖像画”. ADEAC. 2022年8月9日閲覧。
- ^ “土方喜六”. 幕末のすべて. 2022年8月9日閲覧。
- ^ “土方歳三の出自と家族構成”. 幕末のすべて. 2022年8月9日閲覧。