土方勝敬
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土方 勝敬(ひじかた かつよし、生没年不詳)は、幕末の旗本で最後の浦賀奉行。通称は八十郎。官途は従五位下出雲守。
文久2年(1862年)10月火付盗賊改方頭となり、翌年8月までその任に就いた。小普請支配を経て、元治2年(1865年)3月浦賀奉行に就任した(石高1500石、役料1000石)。慶応3年(1867年)幕府に浦賀警備のための郷兵220人の取立許可を願い許可された。慶応4年(1868年)4月20日新政府により神奈川裁判所を設置された後、奉行所の明け渡しを命じられ、閏4月5日奉行所の機能を停止し、同月11日に新政府に引き渡した。
参考文献
[編集]- 高橋恭一『浦賀奉行史』名著出版、1974年