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地方(ちほう、じかた)
- 地方(ちほう)
- 国(中央)に対して、ある特定の地域。または、田舎を漠然と指す。
- 地方(じかた)
- 舞踊の伴奏や、単独で唄・語り・音曲を受けもつ者。または、その役割の芸妓(芸者)。
- 地方 (職制) - 室町時代における室町幕府の職名の一つ。
- 江戸時代において、「町方」に対する農村部のことで、「在方」とも呼ばれる。(神戸港地方など)
- 村の一部を町として起立し、町方に編入した場合、編入されなかった方のこと(今戸地方、橋場町地方など)。
- 地方知行 - 将軍及び藩主が家臣に土地を所領として、石高に応じて与えた土地。
- 江戸時代における、農政全般のこと。在方(前述)の民政全般(土地制度・租税制度など)を指す。
- 地方役人(じかたやくにん) - 上記における農政担当官。
- 地方巧者(じかたこうしゃ) - 上記における農政に精通した地方役人。
- 地方書 - 上記における農政官が読む手引書。
- 地方三役 - 上記において、名主・組頭・百姓代などの村役人。
- 地方三帳(じかたさんちょう) - 年貢・納税に関する重要な三種の帳簿。