地球最終戦争ロボット・ウォーズ
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地球最終戦争ロボット・ウォーズ | |
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Robot Wars | |
監督 | アルバート・バンド |
脚本 | ジャクソン・バー |
原案 | チャールズ・バンド |
製作 | チャールズ・バンド |
出演者 |
ドン・マイケル・ポール バーバラ・クランプトン ジェイムズ・ステイリー リサ・リナ ダニー・カメコナ |
音楽 | デイヴィッド・アーカンストーン |
撮影 | アドルフォ・バルトリ |
編集 | マーガレット=アン・スミス |
配給 | パラマウント映画 |
公開 |
1993年4月28日 劇場未公開 |
上映時間 | 80分31秒 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | USD$ |
『地球最終戦争ロボット・ウォーズ』(原題: Robot Wars)は、1993年4月28日全米公開のアメリカ合衆国の映画。
概要
[編集]映画『ロボ・ジョックス』のスタッフ陣により製作された、実写特撮による巨大ロボット映画の第2弾。
本国アメリカでは『Robot Jox 2: Robot Wars』のタイトルで公開されたこともあるとのことであるが(英語版ウィキペディア、IMdbほか参照)、ストーリー・作品世界・登場人物とも『ロボ・ジョックス』とは繋がっていない別作品である。
また、大戦争後の荒廃した世界が舞台ではあるが、邦題にある「最終戦争」らしき場面は全くない。
キャスト面では、『ロボ・ジョックス』でマツモト博士を演じたダニー・カメコナが悪役で出演している。
日本では劇場公開されず、DVD発売による初リリースとなった。
ストーリー
[編集]「メガロボット」と呼ばれる巨大ロボットたちが激突した戦争の後、荒廃した2041年の世界。「セントロ」と呼ばれる組織のゲリラ活動はあるものの、サソリ型のメガロボット「マラス2」はクリスタル・ヴィスタと呼ばれる街への観光客を運ぶ任務についていた。しかし、マラス2を視察に来ていたアジア同盟のワー・リー将軍が、乗客もろともマラス2をジャックしてしまう。
マラス2のパイロットだったノース連盟のドレイク大尉と部下のスタンピー、乗客だった考古学者のリーダは、クリスタル・ヴィスタの地下に眠る人型メガロボット「メガ1」を発見し、将軍の操縦するマラス2に立ち向かう。
製作会社
[編集]スタッフ
[編集]- 監督:アルバート・バンド
- 製作、ストーリー:チャールズ・バンド
- 脚本:ジャクソン・バー
- ラインプロデューサー:キース・S・ペイソン
- 音楽
- 作曲・編曲・プロデュース:デイヴィッド・アーカンストーン
- オーケストレイション:コスティア・エフィモフ
- レコーディング:ダニエル・チェイス
- 演奏:ランサンブル・メイラーンジ・オブ・ミルウォーキー
- 撮影:アドルフォ・バルトリ
- 編集:マーガレット=アン・スミス
- キャスティング:ペリー・ブリントン、ロバート・マクドナルド
- プロダクションデザイン:ミロ
- 衣装デザイン:マーク・ブリッジス
- 美術:ゲイ・ペレロ
- 音響効果:ロジャー・メンデ、ウィリアム・ミングス
- 特殊効果(内装コックピット構築):グレッグ・アロノウィッツ、ロブ・シャーウッド
- 視覚効果
- 視覚効果スーパーヴァイザー:デイヴィッド・アレン
- ストップモーション骨組み:ヤンシー・キャルゼイダ
- 追加ストップモーション:ジム・ダンフォース
- ストップモーション・アニメイター:クリス・エンディコット
- 光学効果スーパーヴァイザー:リンダ・オウバリル
- 視覚効果クルー:ジョン・ヴィンセント[要曖昧さ回避]
- スタント:チノ・ビナモ(スタント・コーディネイター)、ケニー・エンドーソ、ジェフ・イマダ
- 第1助監督:エリック・B・シンドン、ダグ・アーニオコスキ
- 第2助監督:ニック・ケリス、ウェイン・ギー
- カメラオペレーター:アルド・アントネッリ
- 第1アシスタントカメラ:スコット・ミドルトン
- 第2アシスタントカメラ:ジェシカ・ベローネ・ダルタヴィラ
- ビデオアシスト・オペレーター:デイヴィッド・ブレット・イージェン
- 電気技師:ブレット・ネレム
- 照明:ヴァンス・トゥラッセル
- 編集アシスタント:シェリル・シュレシンガー
- 会計アシスタント:マイケル・ヴァスキューズ
- 操り人形師:ブレット・B・ホワイト、スコット・ウーダード
キャスト
[編集]- ドレイク大尉(パイロット):ドン・マイケル・ポール
- リーダ(考古学者):バーバラ・クランプトン
- スタンピー:ジェイムズ・ステイリー
- アニー:リサ・リナ
- ワー・リー将軍:ダニー・カメコナ
- チョウ・シン:ユウジ・オクモト
- プランケット中尉:J・ダウニング
- ルーニー:ピーター・ハスケル
- プリチャード中尉:サム・スカーバー
- ボウルズ:スティーヴ・イースティン
- セントロのリーダー:ピーター・マーク・ヴァスキューズ
- セントロのボス:ジュアン・ガルシア
- 技術者:バーク・バーンズ
- 保安係員:キース・S・ペイソン
- 乗客1:パメラ・デニス・ウィーヴァー
- 乗客2:リー・マグナソン
- 乗客3:マーティン・L・カールトン
- 機器の声:エリック・B・シンドン
- 銃を持ったセントロ:ブレック・グレイアム、ベンジャミン・サイツァー
映像商品
[編集]- 日本では、2001年6月22日にDVDが発売された。発売元:(株)クリエイティブアクザ、販売元:パイオニアLDC(株)、品番:PIBF-7163、JANコード:4988102621919、税込定価4,935円。アメリカ版予告編とメイキング映像(12分20秒)を収録、日本語吹替音声は未収録、画面は従来型TVと同じ縦横比3:4のスタンダードサイズとなっている。
音楽商品
[編集]- 1993年、アメリカのムーンストーン・レコーズより、オリジナル・サウンドトラック盤CDが発売された。収録時間(CDプレイヤー実測値):54分21秒、全16曲。品番:28096-5102-2、バーコード:728096510226。Amazon.com等で入手可能。英語版ウィキペディアの“Robot Wars (soundtrack)”に記事有。
関連事項・関連作品
[編集]トリヴィア
[編集]- 監督のアルバート・バンドは息子のチャールズ・バンドと共同監督した作品が多く、本作もそのつもりでいたところ、チャールズが雲隠れしてしまったため、独りで監督をやる羽目になったという(DVDに収録のメイキング映像のインタビューより)。
- 日本盤DVDパッケージの背文字部分の上には、なぜか別の映画『ジャンクウォーズ2035』の巨大ロボットの写真が載っている。なお、実はその『ジャンクウォーズ2035』のロボットに頭部を付けたものが本作の「メガ1」として使われている。