地福村
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じふくそん 地福村 | |
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廃止日 | 1955年(昭和30年)4月1日 |
廃止理由 |
新設合併 篠生村、生雲村、徳佐村、嘉年村、地福村→阿東町 |
現在の自治体 | 山口市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中国地方 |
都道府県 | 山口県 |
郡 | 阿武郡 |
隣接自治体 | 篠生村、生雲村、徳佐村、嘉年村、柚野村 |
地福村役場 | |
所在地 |
〒759-14 山口県阿武郡地福村地福上2339-2 |
座標 | 北緯34度21分11秒 東経131度40分21秒 / 北緯34.35317度 東経131.67244度座標: 北緯34度21分11秒 東経131度40分21秒 / 北緯34.35317度 東経131.67244度 |
ウィキプロジェクト |
地福村(じふくそん)は、かつて山口県阿武郡の南東部に存在した村。
1955年(昭和30年)4月1日に新設合併で阿東町となり消滅した。現在は山口市の一地域となっている。
地理
[編集]地勢
[編集]地福村は山口県のほぼ中央、中国山地に囲まれた地域である。 山口県長門国阿武郡の東部に位置し、四方を山岳に囲まれた一村落であり、村内は概ね平坦、海抜は約300メートル。そして灌漑の便が良いので、開拓されて田園地帯となったが、畑地はとても少ない。
南側の長尾谷頭・地福富士一帯の山脈は佐波郡柚野村に接し、東北側および西側の大蔵ヶ岳・石堂ヶ岳・毛無し山(別名:本谷頭)の連山は徳佐村・嘉年村・生雲村・篠生村の4村に接する。
長さは東西が約4.6キロメートル、南北は約8.6キロメートルで、面積は約61.8平方キロメートルである。 地福村で最も高い山は大蔵ヶ岳であり、その他の主な山々の高さおよび位置は下の表の通り。
名称 | 高さ | 位置 |
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大蔵ヶ岳 | 834m | 西方、篠生村の字、持坂・大谷山に跨る。 |
長尾谷頭 | 783m | 南方、柚野村の字、柚ノ木に跨る。長尾谷川の水源である。 |
地福富士 | 733m | 南方、柚野村の字、大原に跨る。朴川の水源である。 |
中ヶ迫頭(天童山) | 729m | 南方、柚野村の大字、野谷に跨る。朴川の支流、中ヶ迫谷の水源である。 |
毛無し山(本谷頭) | 716m | 北方、嘉年村の大字、吉部野に跨る。本谷川の水源である。 |
石堂ヶ岳 | 682m | 西北方、篠生村、生雲村および地福村三ヶ村の三叉点。 |
沼田ヶ尾 | 580m | 西南方、篠生村、柚野村および地福村三ヶ村の三叉点。 |
小山 | 368m | 大字地福下、字鳶ノ子と小山の中間にある。 |
松本川(別名:阿武川。地福村内では又の名を地福川という)は東方の徳佐村から来ている。村の中央を貫いて流れ、西の篠生村に入る。その他の主な支流の流程および所在地は下の通り。
歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、地福上村・地福下村の区域をもって発足。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 篠生村・生雲村・徳佐村・嘉年村と合併して阿東町が発足。同日地福村廃止。
関連項目
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