地蔵院 (京都府井手町)
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地蔵院 | |
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所在地 | 京都府綴喜郡井手町大字井手小字東垣内16 |
位置 | 北緯34度48分14.0秒 東経135度49分09.2秒 / 北緯34.803889度 東経135.819222度座標: 北緯34度48分14.0秒 東経135度49分09.2秒 / 北緯34.803889度 東経135.819222度 |
宗派 | 曹洞宗永平寺派 |
本尊 | 地蔵菩薩立像 |
創建年 | 不詳 |
開基 | 不詳 |
中興年 | 寛永5年(1628年) |
中興 | 物外麟応 |
別称 | 地蔵院 |
文化財 | シダレザクラ(天然記念物) |
法人番号 | 9130005009081 |
地蔵院(じぞういん)は京都府綴喜郡井手町にある曹洞宗の寺院[1]。桜の名所として知られ、京都市東山区円山公園のシダレザクラはここから株分けされた。
歴史
[編集]創建は不詳。明治16年(1883年)の『綴喜郡寺院明細帳』によれば元は華厳宗の寺院であったが、中興当時には廃寺となっていた[2]。
寛永5年(1628年)6月に曹洞宗の物外麟応を中興開山、本多忠政の正室妙高院を壇越として再興した[2]。
玉津岡神社と隣接しており、同社の神宮寺であったとも伝える[2]。
シダレザクラ
[編集]地蔵禅院は桜の名所として知られており、花見シーズンには約2,000人が見物に訪れる。[3]
特に高さ約10メートル・樹齢約280年のシダレザクラが有名で、京都府の天然記念物に指定されている。近年は樹勢が衰えており、土壌改良などの延命治療が行われている。
また、種子から作られた苗木が町内のまちづくりセンター椿坂に植えられており、まちづくり協議会など町民の手で育てられている。[4]