坂口昂
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人物情報 | |
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生誕 |
1872年2月23日 日本 兵庫県有馬郡日西原村(現・神戸市) |
死没 | 1928年1月28日(55歳没) |
出身校 | 帝国大学 |
学問 | |
研究分野 | 西洋史 |
学位 | 文学博士 |
坂口 昂(さかぐち たかし、明治5年1月15日(1872年2月23日) - 昭和3年(1928年)1月28日)は、西洋史学者。
経歴
[編集]1872年、兵庫県有馬郡日西原村(現・神戸市)生まれ。1894年、帝国大学を卒業した。
1907年、京都帝国大学文学部助教授に就任。原勝郎とともに西洋史学講座を創設し、後進の育成にあたった。ドイツ、フランスに留学ののち、1912年に教授昇進。1924年からは文学部長をつとめた。
研究内容・業績
[編集]著書
[編集]- 『中等教育西洋史教科書』編 開成館 1913
- 『世界に於ける希臘文明の潮流』文会堂書店 1917
- 『概観世界史潮』岩波書店 1920
- 『歴史家の旅から』内外出版 1923 のち中公文庫
- 『ルネッサンス史概説 フロレンス及びローマを中心として』岩波書店 1930
- 『世界史論講』岩波書店 1931
- 『独逸史学史』岩波書店 1932
翻訳
[編集]- ルートヴィヒ・リース『世界史の使命』安藤俊雄共訳 岩波書店 1922 史学叢書
- エルンスト・ベルンハイム『歴史とは何ぞや』小野鉄二共訳 岩波書店 1922 のち文庫