坂本家住宅主屋 (奈良市)
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坂本家住宅主屋 | |
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外観 | |
所在地 | 奈良県奈良市勝南院町12-1 |
位置 | 北緯34度40分45.62秒 東経135度49分50.09秒 / 北緯34.6793389度 東経135.8305806度座標: 北緯34度40分45.62秒 東経135度49分50.09秒 / 北緯34.6793389度 東経135.8305806度 |
類型 | 町家 |
形式・構造 | 木造つし2階建、切妻造桟瓦葺 |
建築年 | 江戸末期 |
文化財 | 登録有形文化財 |
坂本家住宅主屋(さかもとけじゅうたくしゅおく)は、奈良県奈良市勝南院町にある歴史的建造物。町家。国の登録有形文化財。
概要
[編集]猿沢池南の南北道路に西面して建つ[1]平入町家[2]。江戸末期の嘉永7年(安政元年、1854年)の地震の後に建てられたとされており、敷地南側に1間の空き地が地震への備えとして設けられている[1]。
2010年(平成22年)4月28日、国の登録有形文化財に登録された[1]。
構造
[編集]桁行7.4m、梁間9.9m、木造つし2階建、切妻造桟瓦葺[2]で、庇上のつし部分が低いのが特徴である[1]。
当家では代々古着商が営まれ、建築当初は揚げ店や蔀、奈良格子と呼ばれる丸太格子など、古式の表構えであった[1]。第二次世界大戦後、商売をやめると、表構えも改修され、現在は出入り口に格子引違い戸、正面北側に出格子、南端に出格子窓を構え、外壁は漆喰塗で腰を竪板張としている[1][2]。庇上部の両側には袖卯建(そでうだつ)が付く[1]。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 奈良市教育委員会設置 現地案内板