執行軌正
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執行 軌正(しゅぎょう のりまさ、1863年1月29日(文久2年12月10日[1][2]) - 1925年(大正14年)7月2日[3])は、明治から大正時代の検事。宮城控訴院検事長。名古屋控訴院検事長。
経歴
[編集]肥前佐賀出身[3]。千布ふいの叔父、1883年(明治16年)9月、執行軌家の養子となり家督を相続する[1][2]。1885年(明治18年)1月、佐賀県御用掛を拝命し、ついで司法省に出仕する[2]。1894年(明治27年)12月、判検事登用試験に合格し、司法官試補を命せられ、1896年(明治29年)11月、検事に任じた[2]。熊谷区裁判所、川越区裁所各検事、横浜区裁判所検事兼同地方裁判所検事、東京区裁判所検事、静岡地方裁判所、広島地方裁判所[2]、京都地方裁判所各検事正を経て、宮城、名古屋各控訴院検事長を務めた[3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 人事興信所 編『人事興信録 初版』人事興信所、1903年 。
- 人事興信所 編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年 。
- 上田正昭ほか 監修『講談社日本人名大辞典』講談社、2001年。ISBN 4062108496。