堀尾真紀子
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堀尾 真紀子(ほりお まきこ、1943年〈昭和18年〉7月28日 - )は、日本の美術史学者。文化学園大学名誉教授。女性画家を論じる。
来歴
[編集]東京都出身[1]。東京都立富士高等学校を経て、1968年東京藝術大学美術学部卒業、1972年同大学院修士課程修了。1969年から1970年までパリのフランス国立美術工芸大学に留学。1987年『画家たちの原風景』で日本エッセイストクラブ賞を受賞。東京クラフトデザイン研究所講師、文化女子大学助教授、教授、2011年校名変更で文化学園大学教授・造形学部長。2019年退任。
万葉文化館建設委員、運営委員などを経て万葉古代学客員研究員、万葉文化館評議員、調布市政策策定委員、調布市文化コミュニティセンター理事など。
著書
[編集]- 『画家たちの原風景 日曜美術館から』(日本放送出版協会 (NHKブックス) 1986年)
- 増訂『画家たちの原風景 「日曜美術館」が問いかけたもの』清流出版 2012
- 『引き裂かれた自画像 フリーダ・カーロ』(中央公論社 1991年 のち文庫「フリーダ・カーロ」)
- 『鏡の中の女たち 女性画家の自画像』(文化出版局 2002年)
- 『フリーダ・カーロとディエゴ・リベラ』(ランダムハウス講談社 2009年)
- 『絵筆は語る 自分色を生きた女たち』(清流出版 2009年)
- 『女性画家 10の叫び』岩波ジュニア新書、2013
出演
[編集]- 日曜美術館(NHK教育、1982年度 - 1983年度)
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.490