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堀島行真

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
堀島 行真
名前
カタカナ ホリシマ イクマ
ラテン文字 Ikuma HORISHIMA
基本情報
国籍 日本の旗 日本
種目 フリースタイルスキー・モーグル
所属 トヨタ自動車
生年月日 (1997-12-11) 1997年12月11日(26歳)
生誕地 岐阜県揖斐郡池田町
身長 170cm
体重 66kg
ワールドカップ戦歴
デビュー年 2015-2016季
獲得メダル
オリンピック
2022 北京 モーグル
世界選手権
2017 シエラネバダ モーグル
2017 シエラネバダ デュアルモーグル
2021 アルマトイ デュアルモーグル
ユニバーシアード
2019 クラスノヤルスク デュアルモーグル
2019 クラスノヤルスク モーグル
ワールドカップ
2019-20 総合成績
2018-19 総合成績
2017-18 総合成績

堀島 行真(ほりしま いくま、1997年12月11日 - )は、日本のフリースタイルスキー選手。専門はモーグルトヨタ自動車所属。妻は同じくフリースタイルスキー選手の住吉輝紗良[1]

経歴・人物

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岐阜県揖斐郡池田町出身。生後1年でスキー好きの両親の影響を受けてスキーを始める[2]。初心者パークからスキーに熱中するようになり、小学校4年次で本格的にモーグルを始めるようになる[3]。小学校5年次で初めて大会に出場したが完走することが出来なかったために「一番を目指す!」と心に誓い、モーグルに益々熱中して行った[2]

実姉もモーグル選手であり、行真が池田町立池田中学校3年次の時には、2012年夏の全日本ウォータージャンプ選手権全日本スキー連盟公式競技)ビッグエアで行真が優勝、姉が準優勝という結果も出している[4]

岐阜第一高等学校に入学後は、高校2年次の世界ジュニア選手権デュアルモーグル7位入賞を果たし[5]、3年次の2015-2016 FIS(国際スキー連盟フリースタイルスキー・ワールドカップ開幕戦(フィンランドルカ)デュアルモーグルで3位に入り、ワールドカップ初表彰台入りを果たす[6]。このシーズンではFIS公認とも言えるルーキー・オブ・ザ・イヤーにも選出された[7]

2016年に中京大学スポーツ科学部に入学[8]。2016-2017シーズンでは2017年アジア冬季競技大会札幌市)日本選手団入りし、モーグル2種目(シングル・デュアル)でそれぞれ優勝(金メダル)を獲得した[9][10][8]。そしてシーズン最大の目標である 2017年フリースタイルスキー&スノーボード世界選手権英語版スペインシェラネバダ)に日本代表として出場、予選から好調で自己最高の91.08点を出して1位で決勝ラウンドへ進出、決勝ラウンド1回目を2位で通過すると、決勝ラウンド2回目(ファイナル6)では5番滑走でスタート、88.54点をマーク、第一人者のミカエル・キングズベリーらを抑え、世界選手権初出場にして金メダルを獲得した[2][3]。 さらに翌日行われたデュアルモーグルでトーナメント3回戦のミカエル・キングスベリーとの直接対決を21 - 14で制し、ブラットリー・ウィルソンとの決勝では第1エアを飛んだ直後に転倒するも相手が第2エア手前で転倒する幸運に恵まれ、結果20 - 15で制し金メダルを獲得した。モーグルがシングルとデュアルの2種目となった1999年以降で男子史上初となる2冠を達成した。日本人選手としても2009年上村愛子以来2人目となる快挙となった。

また、自身の使用ウェアはオンヨネ製で堀島 行真専用モデルを着用。グローブはトーバート製である[11]

2018年平昌オリンピックのフリースタイルスキー競技男子モーグルでは転倒により11位に終わった[12]

中京大学卒業後は、トヨタ自動車に所属[13]

2022年北京オリンピックのフリースタイルスキー競技男子モーグルで銅メダルを獲得した(同大会で日本勢初のメダル)[12]

脚注

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  1. ^ “モーグル銅の堀島行真が結婚 元女子代表の住吉輝紗良さんと”. TOKYO Web (東京新聞). (2022年11月8日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/212782 2022年11月8日閲覧。 
  2. ^ a b c “堀島行真がモーグル日本男子初の金「攻めの意識」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS). (2017年3月9日). https://www.nikkansports.com/sports/news/1789537.html 2022年11月10日閲覧。 
  3. ^ a b “19歳堀島 大快挙!モーグル日本男子初の金 絶対王者撃破”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2017年3月9日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/03/09/kiji/20170309s00076000086000c.html 2022年11月10日閲覧。 
  4. ^ ウォータージャンプでも優勝・準優勝しました!”. 放送日記. 池田町有線放送電話農業協同組合 (2012年9月11日). 2022年11月10日閲覧。
  5. ^ “男子で堀島が7位 女子は荻原が16位”. nikkansports.com (日刊スポーツNEWS). (2014年3月28日). https://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20140328-1276635.html 2022年11月10日閲覧。 
  6. ^ “【モーグル】18歳堀島行真、3位で初表彰台「次は優勝」”. SankeiBiz (産経デジタル). (2015年12月14日). https://www.sankeibiz.jp/express/news/151214/exe1512140520003-n1.htm 2022年11月10日閲覧。 
  7. ^ 【REPORT フリースタイル】モーグル堀島行真選手ルーキーオブザイヤー受賞”. 全日本スキー連盟 (2016年3月7日). 2022年11月10日閲覧。
  8. ^ a b 冬季アジア札幌大会 堀島行真選手(スポーツ科学部1年)がモーグル2冠、宇野昌磨選手(スポーツ科学部1年)は逆転Ⅴ”. 中京大学 (2017年2月27日). 2022年11月10日閲覧。
  9. ^ モーグル堀島、ジャンプ中村ら金 札幌冬季アジア第6日”. 日本オリンピック委員会 (2017年2月25日). 2022年11月10日閲覧。
  10. ^ デュアルモーグル、男子の堀島V フリースタイル(24日)”. 日本オリンピック委員会 (2017年2月24日). 2022年11月10日閲覧。
  11. ^ 堀島行真 トーバート
  12. ^ a b “「必ずメダルとる」中3で決意…目を潤ませる堀島行真、有言実行の「銅」”. 読売新聞. (2022年2月6日). https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2022/20220206-OYT1T50074/ 2022年2月9日閲覧。 
  13. ^ “今季W杯総合2位のモーグル男子・堀島行真の所属先が4月からトヨタ自動車に決定「競技について集中できる環境かなと思います」”. 中日スポーツ. (2020年3月31日). https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sports/news/CK2020033102100200.html 2020年4月2日閲覧。 

外部リンク

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