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蟹々々エミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
堀川絵美から転送)
蟹々々 エミ
生年月日 (1983-11-05) 1983年11月5日(41歳)
出身地 大阪府豊中市[1]
言語 日本語
方言 関西弁など
最終学歴 梅花女子大学短期大学部卒業[1]
出身 NSC大阪校33期
芸風 主に一人コント
事務所 吉本興業
活動時期 2011年 -
同期 コロコロチキチキペッパーズ
ZAZY
マユリカ
男性ブランコ
ネイビーズアフロ
ビスケットブラザーズ
kento fukaya
稲田美紀(紅しょうが
どんぐり(現:竹原芳子)
ジャパネーズ
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
2011年 第11回新人お笑い尼崎大賞 優秀賞
2018年・2019年 うまンchu馬券女王決定戦 優勝
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蟹々々 エミ(かにがにがに えみ、1983年昭和58年)11月5日 - )は、日本の女性お笑いタレント。旧芸名、堀川 絵美(ほりかわ えみ)。

大阪府豊中市出身[1]吉本興業東京本部所属。大阪NSC33期生出身。

略歴

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両親とも警察官という厳格な家庭で育つ[2]大阪府立少路高等学校(現・大阪府立千里青雲高等学校[1]梅花女子大学短期大学部卒業[1]。短大卒業後、日本交通に入社[1]観光バスバスガイドとなる[2]。バスガイド時代、車内は笑いが絶えなかったと言う仕事ぶりだったということで、「面白いから吉本へ行けば」と乗客に言われたことがあって、だんだんその気になってしまったという[2]

その思いが高じて2009年、26歳の時に一念発起してNSC入学を決意。両親などの許しを得て(後述)、バスガイドを退職し、2010年にNSC大阪校に33期生として入学。NSC時代はAクラスで優秀な成績だった。

2011年、第11回新人お笑い尼崎大賞で優秀賞受賞。2019年、第6回NHK新人お笑い大賞で本選出場。女芸人No.1決定戦 THE Wでは2017年(第1回)と2018年(第2回)はピンで、2019年(第3回)は彩羽真矢とのコンビ「すみれ塚歌劇団」で3年連続準決勝まで進出。

小学生の時に宝塚歌劇を観て以来ミュージカルに憧れており、芝居にも力を入れている[2]令和喜多みな実野村率いる『劇団コケコッコー』にも所属[2]2016年東宝のミュージカル『レ・ミゼラブル』のオーディションをダメで元々な気持ちで受けたところ、イギリスにいるプロデューサーによる審査まで残り、合格まであと一歩というところまで行った[2]。これに落選した後もボイストレーニングなどに通って鍛え直し、2018年には宅間孝行作・演出でTAKUMA FESTIVAL JAPANが手掛ける公演『笑う巨塔』のオーディションに合格し、出演者に選ばれた[2]。『レ・ミゼラブル』のオーディションはその後も受け続けている[2]。また、単独ライブでは自作のミュージカルを演じるなどしている[3]

2024年より吉本興業大阪本社から東京本社へ移籍[4]。同年4月29日より、現芸名となった[5]

人物・エピソード

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  • 趣味は舞台観劇、競馬、美食探訪[6]
  • 特技は観光案内、歌唱[6]
  • 短大時代、授業をさぼって遊んでいたりしていたために単位が足りなくなり、留年決定と言われていたことで就職活動をしていなかったが、大学の先生の好意で課題を与えられ、卒業直前の3月上旬ころに課題をクリア、卒業出来ることになった。しかし就職が危ないと思って求人情報を見たところ、バスガイドに目が留まり「おもろいんちゃうかな」と思ってバスガイドへの就職を決めたという[3]
  • 両親共に警察官で、冗談も言わないという固い家だったという[3]。NSC入学を決意した時、自らの放蕩的な性格で貯金が無く、入学金に困っていたので[3]、猛反対されるのを覚悟でその両親に相談したところ、両親そろって芸人になった方がいいと言われ「ずっとそう思っていたんだよ」と言われたという[2]。また、極めてプライベートな内容を的中されたことがあった沖縄占い師に2度も芸人になることを勧められたことも芸人になる決め手の一つになったという[3]
  • 霜降り明星せいやが小学生時代、修学旅行で乗車したバスのガイドが堀川だったことがあった[2]
  • NSC同期生の女優のどんぐりとはよく相談し合う仲だったということで、何かインパクトのある芸名が必要という話になった時に「どんぐりっぽくないですか」とアドバイスしたという[2]

芸風

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声量、歌唱力があるのを生かしたネタが特徴で、ネタには「エステのモニター」「幼稚園の先生」など多数。宝塚歌劇、ミュージカルが好きなこともあって、ミュージカルをネタ中に取り入れるなどもしている[7]

出演

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テレビ

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ラジオ

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単独ライブ

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  • 初単独ライブ『見切り発車』(2015年7月)
  • 『Emmy Show』(2016年9月11日 大阪・新世界 朝日劇場)[8]
  • 堀川絵美ライブ・パフォーマンス『Overweight』(東京・新宿 シアターモリエール 2018年6月23日)[3]
  • 堀川絵美のネタライブ「ほりえみさん」(2024年4月29日 大阪・道頓堀ZAZA HOUSE[9]

舞台

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脚注

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「指いらんやろ、どうせ何もできひんねんから」ミシュラン掲載有名ラーメン店主が従業員女性に壮絶な暴行

  1. ^ a b c d e f 堀川絵美facebook(自己紹介)
  2. ^ a b c d e f g h i j k 【ぴいぷる】堀川絵美、憧れの舞台へ発車オーライ!バスガイドで磨いた声量、吉本で鍛えられた度胸”. 夕刊フジ (2020年7月1日). 2020年7月3日閲覧。
  3. ^ a b c d e f “元バスガイド芸人”堀川絵美が東京で初単独ライブ「テーマパーク的な楽しみ方を」”. オリコン (2018年6月21日). 2020年7月3日閲覧。
  4. ^ 松岡直美 (2024年3月9日). “堀川絵美が東京進出! 大阪でのラストライブ「堀川絵美のネタライブ『ほりえみさん』」開催決定! | FANY Magazine”. magazine.fany.lol. 2024年4月9日閲覧。
  5. ^ 堀川絵美が「蟹々々 エミ」への改名をライブにて発表!” (2024年4月29日). 2024年5月14日閲覧。
  6. ^ a b 堀川絵美 プロフィール、吉本興業サイト。
  7. ^ 東京スポーツ 2018年6月10日 6面『馬鹿よ貴方は 新道竜巳 女芸人馬鹿売れ前夜』
  8. ^ 堀川絵美 単独ライブ「EMMY SHOW」開催します!”. よしもとニュースセンター (2016年8月31日). 2020年7月3日閲覧。
  9. ^ 堀川絵美が活動拠点を東京に移す、大阪ラスト単独開催”. お笑いナタリー (2024年3月20日). 2024年4月30日閲覧。
  10. ^ 小瀧望が“死神”に、ミュージカル「DEATH TAKES A HOLIDAY」ヒロイン役は山下リオ・美園さくら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年6月22日). 2024年6月22日閲覧。

外部リンク

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