堤秋月
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堤 秋月(つつみ しゅうげつ、生没年不詳)は江戸時代の堤派の絵師。
来歴
[編集]3代目堤等琳の門人であるといわれるが、2代目堤等琳の門人で三世を継いだという説もある。画姓として堤を称し、等船、後に秋月、さらに雪村と号す。文化から文政期に活躍しており、肉筆画や版画、摺物も僅かに残している。
作品
[編集]- 「立美人図」 絹本著色 1幅 93.3x33.3cm パリ装飾芸術図書館蔵 款記「堤秋月子筆」 エマニュエル・トロンコワ旧蔵[1]
- 「叶福助と女」 中判 錦絵
- 「茶摘」 摺物 堤一等、秋栄と合作
- 「大黒の植木売り(仮題)」 錦絵 文化1年(1804年) 「琳好斎秋月画」の落款、鶴屋金助版 千葉県立中央博物館所蔵
脚注
[編集]- ^ 柏木隆雄 柏木加代子編著 『甦る江戸肉筆画 トロンコワ・コレクションを読み解く』 水声社、2019年1月15日、p.151、ISBN 978-4-8010-0383-5。