堤雅鳳
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堤 雅鳳(つつみ がほう、1925年5月3日 - 2020年3月5日[1])は、昭和中期から平成中期にかけて活躍した日本のかな書家。
略年譜
[編集]- 1925年(大正14年)5月3日 京都府京都市に生まれる。本名は堤 雅夫(つつみ まさお)。
- 1948年(昭和23年)3月 京都建設業協会に就職。
- 1981年(昭和56年)3月 同上 副参事職を辞し、書に専念し始める。
- 2020年(令和2年)3月5日 死去、享年94歳。
書歴
[編集]- 1954年(昭和29年)年12月 日比野五鳳に師事する (近代日本における書の大家、昭和の三筆の一人。1983年文化功労者となる)。
- 1959年(昭和34年)年10月 日展初入選。
- 1968年(昭和43年)年5月「京展」市長賞受賞 (山桜)。
- 1972年(昭和47年)年8月 水穗書展五鳳賞受賞 (夕立)、毎年出品。
- 1979年(昭和54年)年1月 京都書作家協会(大丸展)に出品。
- 1981年(昭和56年)年10月 第13回日展 日展特選(書)受賞 (親どり)。
- 1982年(昭和57年)年1月 日本の書展に出品。
- 1982年(昭和57年)年5月 京展賞受賞 (山鳩)。
- 1982年(昭和57年)年7月 毎日書道展 日本書展賞受賞 (雀)。
- 1982年(昭和57年)年10月 日展無鑑査出品 (天の原)。
- 1982年(昭和57年)年10月 鳳交会主宰第1回社中展開催。
- 1983年(昭和58年)年5月 京展審査員(3回)。
- 1985年(昭和60年)年1月 雅誕会(東京)書展出品。
- 1985年(昭和60年)年1月 関西の書家100人展(産経新聞大阪)出展。
- 1989年(平成元年)年3月 京都書画院第9回日中書画合同展(陝西国画院)出品。
- 1990年(平成2年)年9月 かな二人展(吉川鳳春共催) 於:京都文化博物館。
- 1993年(平成5年)年1月 東京鳳交会主宰第1回社中展出品。
- 1994年(平成6年)年2月 東京水穗会書展第1回出品 (於 鳩居堂)。
- 1995年(平成7年)年10月 古稀記念書展 於:ギャラリー凌霽で開催。
- 1997年(平成9年)年1月 第1回 於:高島屋 墨壽展出品 以後9回展まで。
- 2003年(平成15年)年10月 京都書画院 第24回日中書画合同展(陝西国画院)出品。
- 2004年(平成16年)年4月 傘寿記念 書 堤雅鳳展 於:京都文化博物館。
- 2005年(平成17年)年10月 近現代の京都かな展出品[2] 於:奈良市杉岡華邨書道美術館。
作品
[編集]- 『山桜』(1968)
- 『親どり』(1981)
- 『天の原』(1982)
- 『書』堤雅鳳 作品集 / 100点 (2004)
過去に務めた役職
[編集]著書
[編集]- 『書』堤雅鳳 作品集 賛交社、2004年4月刊行。
- 『関西のかな① 近現代の京都のかな』 図録 財団法人杉岡華邨書道美術財団、2005年10月発行 *作品を収録。
- 書家321人の年賀状 (十二支ハンドブック 1) 芸術新聞社、2015年9月発刊。*作品を収録。
脚注
[編集]- ^ ようこそ雅鳳のかな書へ
- ^ “奈良市杉岡華邨書道美術館 過去の展覧会”. www3.kcn.ne.jp. 2020年7月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- Artis Japan アルティス ジャパン 作家一覧 書家 堤雅鳳
- 株式会社 賛交社 (書芸サロン 賛交)
- 作品集 "ようこそ雅鳳のかな書へ"