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報光寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
報光寺
所在地 愛知県江南市古知野町本郷114
位置 北緯35度20分16.8秒 東経136度52分14.3秒 / 北緯35.338000度 東経136.870639度 / 35.338000; 136.870639座標: 北緯35度20分16.8秒 東経136度52分14.3秒 / 北緯35.338000度 東経136.870639度 / 35.338000; 136.870639
山号 高雲山
宗派 真宗大谷派
本尊 阿弥陀如来
創建年 仁寿年間(851年854年
開基 慈覚大師
文化財 山門(江南市指定文化財)
本堂(登録有形文化財
法人番号 8180005011166 ウィキデータを編集
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山門

報光寺(ほうこうじ)は、愛知県江南市古知野町本郷114にある真宗大谷派寺院である。

概要

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山号は高雲山[1]本尊阿弥陀如来[1]。山門(楼門)は江南市指定文化財、本堂は登録有形文化財

歴史

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当初は天台宗であり、鷲林山薬王寺と呼ばれていた[2]。仁寿年間(851年~854年)に慈覚大師が創建したとされるが、やがて廃寺となった[1]

貞永年間(1232年1233年)に親鸞上人が帰洛した際、この地の住民を教化して念仏道場とした[1]嘉禎元年(1235年)、親鸞から相続口訣を授けられた性信(性信坊)が再建し、武蔵国浅草の高龍山報恩寺から一字を採って高雲山報光寺とした[1]。永正年間(1504年1521年)には下総国岡田郡横曽根村(現・常総市)の報恩寺二十四輩、坂東報恩寺)の9世蓮證が報光寺に入り、恵達の代で二十四輩格を授かった[1]

安政2年(1855年)、23世の瑞閑が本堂を再建したとされる[1]。東側の通りに面する楼門造の山門は、1876年明治9年)に小牧の正眼寺から買い受けて移築したとされる[2]

境内

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  • 本堂
  • 山門
  • 山廊
  • 庫裏
  • 鐘楼
  • 輪蔵

文化財

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市指定文化財

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  • 報光寺の山門
    • 江南市指定文化財(建造物)。1975年昭和50年)12月2日指定[2]
    • 本瓦葺、楼門造、欅造[2]。楼門は桁行7.8メートル、梁間6.45メートル[2]。山廊は桁行3.5メートル、梁間3.15メートル[2]。中央に楼門があり、左右に対称の山廊がついている。近世末期に建築されたとされ、楼門の内部には釈迦三尊像が祀られている[2]

登録有形文化財

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  • 報光寺本堂
    • 登録有形文化財(建造物)。2011年平成23年)1月26日登録[3]
    • 桁行11間半、梁行10間半、入母屋造、本瓦葺、3間向拝付の大型の真宗本堂である[1]。広縁と落縁の幅は4.4メートルもあり、軒先まで含めると6メートルを超えている[3]。堂内から広縁に至るまで丸柱(円柱)で構成されている。長らく棟梁は不明とされていたが、近年になって伊藤平左衛門の7世・8世と推定されるようになった[3]

現地情報

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所在地
交通アクセス

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 愛知県教育委員会事務局生涯学習課文化財保護室『愛知県の近代和風建築』愛知県教育委員会、2007年、p.176
  2. ^ a b c d e f g 報光寺の山門 江南市
  3. ^ a b c 『あいちのたてもの いのりのば編』愛知県国登録有形文化財建造物所有者の会、2021年、pp.34-36

参考文献

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  • 愛知県教育委員会事務局生涯学習課文化財保護室『愛知県の近代和風建築』愛知県教育委員会、2007年
  • 『あいちのたてもの いのりのば編』愛知県国登録有形文化財建造物所有者の会、2021年

外部リンク

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