報恩寺 (綾瀬市)
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本堂 | |
所在地 | |
位置 | 北緯35度27分02.7秒 東経139度25分33.7秒 / 北緯35.450750度 東経139.426028度座標: 北緯35度27分02.7秒 東経139度25分33.7秒 / 北緯35.450750度 東経139.426028度 |
山号 | 陽広山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 釈迦牟尼仏 |
創建年 | 慶長7年(1601年) |
開山 | 朝厳存夙 |
開基 | 後藤右近 |
公式サイト | 曹洞宗陽廣山報恩寺 |
法人番号 | 7021005004886 |
報恩寺(ほうおんじ)は、神奈川県綾瀬市に所在する曹洞宗の寺院。
歴史
[編集]1601年(慶長7年)、後藤右近の開基である。ただ一説によると、鎌倉時代に当地を所領としていた渋谷氏が創建した「法音寺(ほうおんじ)」を継承したともいわれている[1]。
蓼川観音堂
[編集]境内には、「蓼川観音堂」と呼ばれる小堂がある。元々は別の場所にあったが、1939年(昭和14年)、厚木基地の建設に伴い移設された。「蓼川(たでかわ)」とは、旧所在地の地名に由来する[1]。
おたすけ観音
[編集]当寺第27世住職太嶽洞源は、徴兵により陸軍に入営、台湾の生蕃(台湾原住民)討伐に参加した。作戦中、太嶽洞源は滝の中に観音菩薩を拝し、「観音様がついていてくださるから、敵の弾に当たる事がない。」と確信、そのご利益もあってか、無事復員することができた。当寺帰還後、太嶽洞源は観音様に感謝し、多くの石造観音を彫り境内に安置した。第二次世界大戦中は、銃弾が当たらない「おたすけ観音」「弾除観音」として、多くの参詣者が訪れたという[1][2]。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩』 上(川崎・横浜・北相模・三浦半島)、山川出版社〈歴史散歩 ; 14〉、2005年5月。ISBN 4634246147。