場内整備
場内整備（じょうないせいび）とは、ある「場」の敷地内外部空間、屋外である「場内」を整備することを表す用語であるが、仮置き場[1]、キャンプ場やゴルフ場も含め、およそ「場」が付く場所に関してや、港湾施設[2]、経営公園施設[3]、調整池[4]などから、それらの「場」の場内維持管理の行為[5][6]、「場」敷地の災害被害の後片付処理作業[7]も含まれ、さらにその当該作業場所そのものを表す場合もある[8]。
場内整備計画や場内整備工事の意味では、主に終末処理場[9]、汚水処理場などの上水道下水道施設「場」の場内整備[10][11]つまり門、柵、塀などの外構整備、場内道路、場内排水、造成、植栽等の付帯工事[12][13]、緑化整備[14]などで使用される。上下水道業務委託・コンサルティング業として場内整備図(場内道路、門、さく、塀、造成等) の作成[15]や、防犯対策設備、見学者案内路等[16]の計画・設計などが委託され、積算手法[17]、設計歩掛も整備されている[18][19]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 「東日本大震災により発生した被災3県(岩手県・宮城県・福島県)における災害廃棄物等の処理の記録 - 国立国会図書館デジタルコレクション」、2020年2月10日閲覧。
- ^ 「港湾関係災害復旧工事(H23年度～H25年度)の概略スケジュール - 国立国会図書館デジタルコレクション」、2020年2月10日閲覧。
- ^ “ちば県民だより. 平成15年 (2月) (299) - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2020年2月10日閲覧。
- ^ 例えば、設計・調査・測量業務共通仕様書 - 佐賀県
- ^ 「里地におけるランドスケープ構造と植物相の変容に関する研究 - 国立国会図書館デジタルコレクション」、2020年2月10日閲覧。
- ^ https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_3195292_po_dayori68.pdf?contentNo=1&alternativeNo=
- ^ 三村和男「伊勢湾台風による被審と事後の対策について」『安全工学』第31巻第4号、1992年、255–264頁、doi:10.18943/safety.31.4_255。
- ^ 藤間功司, 佐藤紘志, 鴫原良典, 竹内幹雄, 千葉智晴, 飯田勉, 砂坂善雄, 高梨和光「静岡市中島浄化センターの東海地震・津波来襲時の被害予測について」『地震工学論文集』第29巻、2007年、881–889頁、doi:10.11532/proee2005a.29.881。
- ^ 小林満「下水道維持管理業務の民間委託の現状」『環境技術』第15巻第12号、環境技術学会、1986年、943–945頁、doi:10.5956/jriet.15.943。
- ^ “環境白書. 平成25年度版 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2020年2月10日閲覧。
- ^ “甦れみやぎの下水道1・2 : 東日本大震災からの復旧の記録 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2020年2月10日閲覧。
- ^ https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kankyo/hozen/files/52siryou2-1.pdf
- ^ 2019 施工 CIM 事例集 インフラ再生委員会
- ^ 片桐守「目本化薬（株）高崎工場の安全の取り組み」『安全工学』第36巻第4号、安全工学会、1997年、261–264頁、doi:10.18943/safety.36.4_261。
- ^ 例えば、設計業務委託共通仕様書 - 名古屋市上下水道局
- ^ 例えば、水道施設設計業務共通仕様書 - 滋賀県
- ^ 下水道設計指針 【工事編】（大阪府都市整備部下水道室）
- ^ 水道施設整備費に係る歩掛表厚生労働省
- ^ 水道施設積算基準 いわき市水道局
- ^ 農業部門 工事工種体系ツリー （新土木工事費積算システム〔農業〕対応版）