塚田富治
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塚田 富治(つかだ とみはる、つかだ とみじ、1946年10月30日[1] - 2001年12月12日[2])は、日本の政治学者、政治史家。一橋大学教授。東京都立大学法学博士。専門はイギリス政治史。
経歴
[編集]富山県出身。
1976年、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。学位論文「トマス・モアにおける宗教と政治 イギリス・ルネッサンス期政治思想研究序説」により同大学法学博士。
一橋大学社会学部助教授、言語社会研究科教授を歴任。
2001年12月12日、呼吸不全で死去[3]。享年55歳。
人物
[編集]- 受動喫煙に批判的で、一橋大学の禁煙化に尽力した[4]。
著作
[編集]単著
[編集]- 『トマス・モアの政治思想 イギリス・ルネッサンス期政治思想研究序説』(木鐸社、1978年)
- 『カメレオン精神の誕生 徳の政治からマキアヴェリズムへ』(平凡社、1991年)
- 『政治家の誕生 近代イギリスをつくった人々』(講談社〈講談社現代新書〉、1994年)
- 『ベイコン もうひとつの近代精神』(研究社出版〈イギリス思想叢書〉、1996年)
- 『近代イギリス政治家列伝 かれらは我らの同時代人』(みすず書房、2001年)
翻訳
[編集]- クェンティン・スキナー『マキアヴェッリ 自由の哲学者』(未来社、1991年)
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『著作権台帳』
- ^ 死去ネット
- ^ 塚田富治氏死去/一橋大大学院教授、政治学 四国新聞、2001年12月17日
- ^ “ナゼあなたは「タバコお断り」と言えないのか(石田雅彦) - Yahoo!ニュース”. Yahoo!ニュース 個人. 2021年6月24日閲覧。