墓田桂
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墓田 桂(はかた けい、1970年2月13日 - )は日本の政治学者。専門は国際政治学および安全保障研究。成蹊大学教授。公法学博士(Docteur en Droit Public)[1]。
来歴
[編集]1970年富山県に生まれる[1]。フランス国立ナンシー第二大学より公法学博士の学位取得[1]。外務省勤務を経て、2005年より成蹊大学文学部国際文化学科で教鞭をとる。2008年同大学准教授、2015年同大学教授[2]。同大学学長補佐(2018年度)。その間、アテネオ・デ・マニラ大学およびオックスフォード大学にて客員研究員、法務省にて難民審査参与員を務めた[1]。
著書
[編集]単著
[編集]- 『国内避難民の国際的保護 ―越境する人道行動の可能性と限界』勁草書房、2015年11月、ISBN 9784326602865
- 『難民問題―イスラム圏の動揺、EUの苦悩、日本の課題』中央公論新社、2016年9月、ISBN 9784121023940
共著
[編集]- 『難民・強制移動研究のフロンティア (成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書)』現代人文社、2014年4月、ISBN 9784877985783
- Indo-Pacific Strategies: Navigating Geopolitics at the Dawn of a New Age, Routledge, First published 2021, ISBN 9781032057668
担当執筆
[編集]- 「大災害と国際協力」研究会 著、明石康、大島賢三 監修、柳沢香枝 編『大災害に立ち向かう世界と日本 ―大災害と国際協力』佐伯印刷、2013年3月、ISBN 9784905428350 (担当:共著, 範囲:「災害対応の法的側面と様々な基準―「国際災害対応法」の展開を念頭に」など)
- 『平和を考えるための100冊+α』日本平和学会 編、2014年1月、ISBN 9784589035660(担当範囲:「『紛争と難民 緒方貞子の回想』 武力紛争に際して人道主義をいかに実現するか ―UNHCRの模索」)
- 「序論 ―安全保障の課題としての越境・難民問題」『国際安全保障』(特集「越境・難民をめぐる政治力学」)第46巻第4号、2019年3月