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増成隆士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

増成隆士(ますなり たかし、1942年10月4日[1]- 2022年1月9日)は、美学者、筑波大学名誉教授。

人物・来歴

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青森県八戸市生まれ。東京大学文学部美学科卒業、同大学院博士課程中退、ミュンヘン大学で美学・哲学を学ぶ。東大文学部助手、筑波大学助教授。83年『思考の死角を視る-マグリットのモチーフによる変奏』でサントリー学芸賞受賞[2]。のち教授、2006年定年退任、名誉教授。2022年1月9日没。叙正四位瑞宝中綬章追贈[3]

著書

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  • 『理解の理解 ことばの世界』開拓社言語文化叢書 1980
  • 『思考の死角を視る マグリットのモチーフによる変奏』勁草書房 1983
  • 『現代の人間観と世界観 新訂』放送大学 1992
  • 『感性の窓を開けて』みすず書房 1997
  • 『現代の人間観と世界観 21世紀のために、基本から考えたいひとのために』東海大学出版会 1997

共編著

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翻訳

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  • レイナー・バンハム『第一機械時代の理論とデザイン』石原達二共訳 鹿島出版会 1976

論文

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脚注

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  1. ^ 『現代日本人名録』2002
  2. ^ サントリー文化財団
  3. ^ 『官報』第675号、令和4年2月15日