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士狩大橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
士狩大橋
基本情報
日本の旗 日本
所在地 北海道河西郡芽室町
交差物件 十勝川
設計者
施工者
鹿島、オリエンタル、ピーエスJV[1]
建設 1996年 - 2000年[1]
座標 北緯42度56分12.3秒 東経143度6分26.2秒 / 北緯42.936750度 東経143.107278度 / 42.936750; 143.107278座標: 北緯42度56分12.3秒 東経143度6分26.2秒 / 北緯42.936750度 東経143.107278度 / 42.936750; 143.107278
構造諸元
形式 5径間連続箱桁エクストラドーズド橋[1]
全長 610m[2]
23m[2]
最大支間長 140m[2]
地図
士狩大橋の位置(北海道内)
士狩大橋
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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士狩大橋(しかりおおはし)は、北海道河西郡芽室町十勝川に架かる

概要

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帯広広尾自動車道初の供用区間である帯広川西道路の橋として2003年(平成15年)に開通した[3]

芽室帯広ICに近接しているため、桁高の抑制(用地面積の縮小)や最大支間長140mに対して比較的経済的であることなどからエクストラドーズド橋という斜張橋桁橋との中間的な構造特性を採用した[4][5]。また、架橋地域が北海道内でも有数の地震地帯であることを考慮して設計されている[4]

2000年度(平成12年度)「土木学会田中賞」を受賞した[6][7]

主要諸元

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道路名 帯広広尾自動車道 帯広川西道路
道路規格 第1種第2級B規格[5]
設計荷重 B活荷重[5]
構造型式 大偏心外ケーブル方式PC5径間連続箱桁橋[5]
橋長 610m
支間 94.0 + 3@140.0 + 94.0m[5]
全幅員 22.0m~29.1m[5]
平面線形 R=∞

脚注

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出典

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  1. ^ a b c 士狩大橋” (PDF). カンチレバー技術研究会. 2015年1月26日閲覧。
  2. ^ a b c 極寒の地で橋梁つくり --士狩大橋建設工事”. 鹿島建設. 2015年1月26日閲覧。
  3. ^ HOT NEWS” (PDF). 北の交差点 Vol.13 SPRING-SUMMER 2003. 北海道道路管理技術センター. 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月27日閲覧。
  4. ^ a b 寺井一弘、竹腰稔、渡邊正義. “帯広・広尾自動車道 士狩大橋上部工設計について” (PDF). 独立行政法人 土木研究所 寒地土木研究所. 2015年1月27日閲覧。
  5. ^ a b c d e f 渡邊正義、本田秀敏、梅木宏也、山本徹 (1997年10月). “士狩大橋の設計と施工” (PDF). 第7回シンポジウム論文集. 公益社団法人 プレストレストコンクリート工学会(JPCI). 2015年1月26日閲覧。
  6. ^ 平成12年度”. 田中賞作品部門受賞一覧. 公益社団法人 土木学会(JSCE). 2015年1月27日閲覧。
  7. ^ “土木学会の田中賞 芽室の士狩大橋に”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2001年5月26日)

関連項目

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外部リンク

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