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多他神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
多他神社
所在地 兵庫県美方郡香美町小代区忠宮136
位置 北緯35度26分34.26秒 東経134度32分0.84秒 / 北緯35.4428500度 東経134.5335667度 / 35.4428500; 134.5335667 (多他神社)座標: 北緯35度26分34.26秒 東経134度32分0.84秒 / 北緯35.4428500度 東経134.5335667度 / 35.4428500; 134.5335667 (多他神社)
主祭神 素戔嗚尊
別名 近世三宝荒神、多他大明神、忠宮
例祭 10月1日
地図
多他神社の位置(兵庫県内)
多他神社
多他神社
多他神社の位置(日本内)
多他神社
多他神社
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多他神社(おおたじんじゃ/たたじんじゃ)は兵庫県美方郡香美町小代区忠宮にある神社。

概要

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貞観元年(859)9月に創立されたと伝えられ、延喜式の制小社の一つである。近世三宝荒神、多他大明神、忠宮などと称されており、小代の一宮として古くから信仰を集めた[1]

明治2年(1869)神仏分離の際に社名を多他神社と改めた[1]

祭神

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主祭神

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配祀神

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主祭神である素戔嗚尊は風の神、配祀神である埴安姫命は土の神として有名である。この地域は古くから畜産をはじめとした農業中心の社会であり、この神社でも農業に深く関連する神々が祀られている。

重要建築物

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出典:[3]

本殿
拝殿
観音堂

歴史

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出典:[2][4]

  • 859(貞観元)年9月創立。延喜式の制小社に列せらる。
  • 1506(永正3)年9月、毛利元就に命じられ、山本新五郎房家が神主として着任。
  • 1663(寛文3)年11月、本殿を建立。
  • 1718(享保3)年藩主山名大圓院より米一の寄進 
  • 1738(元文3)年9月、本殿を造立。
  • 1815(文化12)年本殿を修復。
  • 1860(万延元)年11月、本殿を再建。
  • 1869(明治2)年神仏分離の際、山名藩政務局調査の上、神霊を白川神祇伯より勧請。
  • 1870(明治3)年正月之を鎮斎して社名を「多他神社」と改める。
  • 1873(明治6)年10月村社(近代社格制度)に列す。
  • 1917(大正6)年幣殿拝殿を新築。

出典・参考文献

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  1. ^ a b 多他神社|兵庫県神社庁 神社検索”. www.hyogo-jinjacho.com. 2024年7月8日閲覧。
  2. ^ a b c d 岡弘『小代風土記』神戸新聞マスコミ研究所、1970年9月、77-79頁。 
  3. ^ 香美町寺社建築調査報告書|香美町”. www.town.mikata-kami.lg.jp (2021年12月13日). 2024年8月19日閲覧。
  4. ^ 美方郡史編纂同盟会 編『美方郡誌』臨川書店、1985年12月、91頁。