大下一真
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大下 一真(おおした いっしん、1948年7月2日 - )は、日本の歌人、臨済宗円覚寺派の僧侶。瑞泉寺住職。
経歴
[編集]静岡県生まれ。駒澤大学仏教学部卒業。1981年まで、円覚寺専門道場にて修行。1985年、瑞泉寺住職。
1971年、高校在学中に歌誌「まひる野」に入会。1982年より同誌編集委員、2015年より編集発行人。角川「短歌」選者。
親交のあった山崎方代の没後、1988年、研究誌「方代研究」の創刊にかかわり、以来、編集を担当[1]。
受賞歴
[編集]著書・編書
[編集]歌集
[編集]- 『存在』 不識書院、1988年 (のちに、現代短歌社第一歌集文庫。2018年。)
- 『掃葉』 不識書院、1996年
- 『足下』 不識書院、2004年
- 『即今』 角川書店〈角川短歌叢書〉、2008年
- 『月食』 砂子屋書房、2011年
- 『草鞋』 短歌研究社、2013年
- 『漆桶』 現代短歌社、2021年
評論・エッセイ
[編集]- 『山崎方代のうた』 短歌新聞社、2003年
- 『方代さんの歌をたずねて-芦川・右左口編』(共著、湯川晃敏写真) 光村印刷、2007年
- 『方代さんの歌をたずねて-甲州篇』(共著、湯川晃敏写真) 光村印刷、2008年
- 『方代さんの歌をたずねて-放浪篇』(共著、湯川晃敏写真) 光村印刷、2010年
- 『鎌倉山中小庵日記 - ちょっと徳する和尚の話』 角川文化振興財団、2016年
- 『花和尚独語』 冬花社、2020年
編集
[編集]- 原田耕作 『瑞泉寺 豊道和尚絵詞』 青娥書房、1998年
脚注
[編集]- ^ また、大下らの手によって、毎年9月の第1土曜日、瑞泉寺で方代忌が営まれている。