大久保洋
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大久保 洋(おおくぼ よう、1908年5月9日 - 2002年3月30日[1])は、日本のフランス文学者、翻訳家。 本名は大久保 洋海(おおくぼ ひろみ)。
経歴
[編集]東京生まれ。1931年慶應義塾大学文学部仏文科卒。1936年より銀座でフランス語講座を開く。 1943年海軍嘱託としてサイゴンに赴く。戦後、慶大助教授、教授、1974年定年、名誉教授。
翻訳
[編集]- 『繋がれ損つたプロメテ』(ジツト、春陽堂、世界名作文庫) 1932
- 『マノン・レスコオ物語』(アベ・プレヴオ、春陽堂、世界名作文庫) 1936、のち改題『マノン・レスコオ』講談社文庫
- 『哀愁のパリ』(アルフォンス・ドオデ、講談社) 1971
- 『恋のエチュード 二人のイギリス女とヨーロッパ大陸』(アンリ・ピエール・ロシェ、講談社) 1972
- 『にんじん』(ジュール・ルナール、講談社文庫) 1972
- 『危険な関係』(ラクロ、講談社文庫) 1977
- 『博物誌』(ジュール・ルナール、講談社文庫) 1981
- 『にんじん 一幕』(ジュール・ルナール、文化総合出版) 1983