大井龍夫
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大井 龍夫(おおい たつお、1924年9月16日[1] - 2002年9月25日) は、日本の生物物理学者。京都大学名誉教授。元日本生物物理学会会長。
人物・経歴
[編集]1947年名古屋帝国大学理学部物理学科卒業。1961年名古屋大学理学博士。名古屋帝国大学理学部特別研究生、名古屋大学理学部助手、名古屋大学理学部助教授を経て、1968年京都大学化学研究所教授。1978年国際生物物理学会議実行委員長。1980年日本生物物理学会会長。1988年定年退官、京都大学名誉教授、京都女子大学家政学部食物学科教授。1993年京都女子大学図書館長。1998年定年退職[2][3]。日本の大学で初めて生体分子を用いた生物物理学研究を行った[4]。
2002年9月25日、急性白血病のため死去[5]、正四位[6]。
著書
[編集]- 『タンパク質と酵素』培風館 1980年
脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典2000~2002』(日外アソシエーツ、2003年)p.111
- ^ 京大広報No. 573京都大学
- ^ 生物の情報システム
- ^ 物理学教室の歴史を彩った人々名古屋大学
- ^ Protein Research Communication ニュースレター No.2002.59
- ^ 官報平成14年本紙第3481号 9頁
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