大伴神社 (佐久市望月)
表示
大伴神社 | |
---|---|
所在地 | 長野県佐久市望月字御桐谷227 |
位置 | 北緯36度15分59.8秒 東経138度21分36.5秒 / 北緯36.266611度 東経138.360139度座標: 北緯36度15分59.8秒 東経138度21分36.5秒 / 北緯36.266611度 東経138.360139度 |
主祭神 | 天忍日命、天道根命、月読命 |
社格等 | 式内社 |
創建 | 伝・景行天皇40年 |
本殿の様式 | 春日造 |
地図 |
大伴神社(おおともじんじゃ)は、長野県佐久市にある神社。『延喜式神名帳』にも名前が見える式内社。
概要
[編集]社伝によれば、景行天皇40年に、大伴武日(現在の祭神は天忍日命)が馬に乗って当地に降臨し、鎮座したのが始まりと伝わる[1]。
また、月読命が大海原から竜馬に乗って四方の河渓を見て回り、千曲川を遡って当地へ鎮座したという伝承もある[2]。
大宝年間に、諸国に牧場(官牧) が設定され、千曲川・鹿曲川に境した700乃至800メートルの高原台地が朝廷直轄の牧場となり、「望月牧」となった。これを維持、管理する牧監が、この地に土着して一大豪族となった大伴氏を祖とする望月氏 〔ママ〕の人物から任命され、長倉牧・塩野牧の長官をも望月氏が兼任したという。望月の牧は都にも名を馳せており、紀貫之も「逢坂の関の清水に影見えていまや曳くらむもちづきの駒」という歌を残している[1]。