大別山脈
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大別山脈(だいべつさんみゃく、中国語: 大别山脉)は、中国中部に位置する山脈である。北西から南東に走り、淮河と長江の分水嶺となっており、湖北省(南)、河南省(北)、安徽省(東)の境界線でもある。湖北省黄岡市内の大別山はユネスコ世界ジオパークに指定されている[1]。
大別山脈の西部は標高が300~400メートルと低いが、標高910メートルのピークがいくつかある。東部は標高が高く、平均して1,000メートル以上ある。最高峰は1,770メートルの天柱山で、他にも1,729.13メートルの天堂寨など、1,500メートルを超える山がいくつかある。この山脈は北中国のユーラシアプレートと揚子江プレートの衝突により形成した山脈で、大陸核は柘榴石・黒雲母・片麻岩とグリーンストーンベルトである。また、一帯の生物多様性も豊富であり、中国の7つの主要な遺伝子プールの1つである[1]。
1920年代後半から1930年代前半にかけて、大別山脈は中国共産党の拠点であり、鄂豫皖ソビエト(湖北・河南・安徽の革命根拠地)の所在地であった。
現在、国家森林公園となっており、武漢市から北東へ210kmくらいである[2]。また、国家AAAA級観光地、国家地質公園でもある[3]。
脚注
[編集]- ^ a b (英語) Huanggang Dabieshan, UNESCO, (2018年4月25日) 2024年11月19日閲覧。
- ^ 大別山国家森林公園:Wayback Machine (中国語)
- ^ 大別山主峰(Newton.com.tw) (中国語)